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気象予報士試験標準テキスト 実技編 (LICENCE BOOKS) |
クリエーター情報なし | |
オーム社 |
気象予報士は、写真の書籍での学習とてんコロのネット講座を見ている。てんコロは、台風。台風は覚えることがいっぱいある。そこで、覚えにくいところをピックアップする。
まず台風の定義、熱帯低気圧のうち、風速34ノット以上(17.2m/s以上)で、北西太平洋で発生したものが台風だ。大きさは、強風域の半径が500~800kmが大型、800km以上が超大型という。強さは64~85ノットが強い、85~105ノットが非常に強い、106ノット以上が猛烈な、と表現する。昔は小型とかの言い方があったが、誤解されるので止めたそうだ。
台風の予報で使うのが、暴風域、強風域、予報円、暴風警戒域、暴風は風速25m/sだから、暴風警戒域が表示されるのは最大風速30m/s以上の台風のみ。
台風は、赤道のちょっと北側で発生する。高目の水温とコリオリ力が必要だから。赤道はコリオリ力が弱く発生しない。水温は26~27℃以上で、エネルギーである潜熱が吸収できる。そして500hPaの一般風に流される。転向点で進路を変え、偏西風でスピードがアップする。
防災上の観点では、まず高潮、吸い上げ効果は1hPa低下で1cmの海面上昇、吹き寄せ効果は波は風速の2乗に比例する。遠浅で南に開いた湾に注意。暴風では、瞬間的には最大風速の1.5~2.0倍の風が吹く。もうひとつ、予報図の降水予想は、平均的なもの。局地的にはその2~3倍の降水があることに注意。
台風は覚えることが多けど、私は長期受験者のため、ほとんど覚えてるけどね。頭を整理するために書き込んでいます。