苗場山、この響き、どんなイメージをお持ちだろうか。スキー場、プリンスホテルといったポジティブなイメージじゃなかろうか。先週の木~金曜にその苗場山の挑戦した。
越後湯沢から、バスで何と2時間。登山口の小赤沢三合目に到着。普通は、苗場スキー場に近い、和田小屋から登るのだが、今回はなぜか、小赤沢三合目から。天候は雨。明日は晴れるというから、今日はまあ、仕方ない。
三合目から六合目までは、ちょっとぬかるんではいるが普通の登山道だ。そしてクサリ場が登場。ガイドさんからストックをしまうよう指示。ここからは両手も使って登る。三点確保である。このクサリ場、1箇所だけかと思ったら、何度も出て来る。そしてこの急登、八合目手前まで、えんえんと続く。標高差にして約250m、これはきつい。
アメリカ出張で、体重が2,3kg増えた。そして母の法要など1か月近くトレーニングしていない。これがたたり、集団から少しずつ遅れ始める。5m、10mと。普段はストックを使って登るのに慣れているため、使わないとなかなか登れない。大腿四頭筋の踏ん張りが必要だが、これはきかない。登山は体重を落とさないとちゃんと歩けないことを実感。でもこれ以上は遅れずついていく。皆、きついのである。
そして、九合目。山頂の湿原に出る。この苗場山は山頂の湿原と池塘で有名だ。秋はこれが草紅葉となる。そうはなっているが、なんせガスだ。50mと前が見えない。平原を歩き、山頂へ。
この山頂そばには、苗場山山頂ヒュッテがある。今日はここで泊まり。部屋は広い2回を男性3人で使う。余裕だ。夕食はカレー、これも結構うまい。この日は20時過ぎに就寝、明日に続く。