梅雨の合間に登れる山を探す。北アルプスや関東地方は、梅雨前線が伸びていてダメだ。東北より北が晴れてる、おお、森吉山だ。決めたらすぐ支度をして、大宮から新幹線で夜遅く盛岡へ。早朝5時過ぎの普通列車で角館へ、5分で乗り換えて秋田内陸縦貫鉄道で、阿仁合へ。そして予約しておいた乗り合いタクシーで、ゴンドラ山麓駅へ。8時45分の一番のゴンドラに乗る。
20分ほど乗って、山頂駅へ。黄色い花が一面に咲いてる。ニガナだ。これって、外来種、おそらく観光客・登山者の靴などに付いて、繁殖したんだろう。
まずは最初の山、石森を目指す。登山道の沿線は、ほぼずっと高山植物が花が咲いてる。歩き始めてから山頂まであった、ゴゼンタチバナ。
ニッコウキスゲは真っ盛りだ。
ハクサンシャクナゲ。
森吉山の山頂が見えて来た。平坦な山で、勾配も緩そうだ。
石森から、森吉神社を見渡す。山小屋のように見える。帰りに寄っていくことにする。
イワイチョウ。
イワカガミとアカモノ。
ニッコウ街道。
山頂が見えて来た。一番高いところにある塔が山頂だろう。
山頂に到着。写真を取りながら2時間で到着。
山頂には仏様がいる。遠くの山はその格好から秋田駒だろう。
時間があるため、山頂の先の山人平を目指す。急な下りになってきた。ここは最後まで雪が残る場所のようで、チングルマの群落だ。
山人平が見える。ただ、道も荒れてきて、誰もいない、熊が心配になっていたため、半分当たりでユーターンする。するとどうだろう、続々と登山者とすれ違う、何だかね。
下りは森吉神社による。この神社は避難小屋とセットになっている。
そして、冠岩、今にも落ちそうだ。
森吉山にお別れ、いい山だった。
最後に、ゴゼンタチバナ。
梅雨の合間に快晴の森吉山、素晴らしい山でした。自分が選ぶ百名山候補だな。