森林インストラクターの学習、最後の章は、森林の法令だ。過去10年間の問題を解く、記述式と穴埋め式、正誤選択式と年によっていろいろだが、最低点が4/7、最高点が7/7だ。平均すると70~80%の正解率かな。
過去問題で、ややこしかったところを以下に書き出してみる。
①森林・林業基本法と森林法の違い
②森林計画の種類と誰が定めるか、そしてその期間、地域森林計画と地域別の森林計画では、一文字違うと内容も違う
③林地開発許可で一般の許可と太陽光で規模が違う
④各種保安林の種類ベスト3は何か
⑤保安林と自然公園法の特別地域、特別保護地域で、許可内容が違う
⑥自然公園保護法の原生自然環境保全地域と自然環境保全地域で、保安林の重複指定可否が違う
⑦鳥獣保護法の特定鳥獣の種類
⑧日本の世界遺産で自然遺産はどれか
⑨森林会計で一般会計と特別会計に区分されているものは
⑩パリ協定で日本のカーボンニュートラル達成の時期は
⑪温室効果ガスの削減で森林が占める割合はどうカウントされているか
⑫森林環境税と森林環境譲与税、徴収と配分、国税か地方税か、その実施時期
このくらいが間違いやすいところだ。太陽光の開発許可やパリ協定と日本のカーボンニュートラル、森林環境税、特定鳥獣(クマなど)は、かなりホットな話題だよね。
さて森林インストラクターの学習は、5月の2日間の講座参加を含めて、2サイクル目が終了。このままダラダラ学習してたら、モチベーションも落ちて来る。さあ、どうするか。
過去10年間の問題をすべて解いて、現時点の得点(つまり、現時点の実力)を確認しよう。1サイクル目からはかなりアップしているはず。
これによっては、俄然やる気が出るかもしれん。残り2ヶ月だ。こんなに同じ試験を根詰めて学習するのはいつ以来だろうか。きっと気象予報士の実技以来かな。