kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

送別会

2006-03-31 | Weblog
 今日はお世話になってきた先生方の送別会・・・。うまく言葉では表現できない感情があります。

 ある先生は初めて担任を持ってずっと一緒に3年間持ち上がってきて様々なことを教えてくださいました。これからも色々と教えてくださいねって話しをしていた矢先の転勤。kanekoの教員生活の大部分(4分の3)を同じ方向を見てやってきた方とのお別れは非常に寂しい。
 またある先生はkanekoの専門である商業において進むべき道を示してくださり、その中でマーケティング的な視点を持つことの大切さを教えて頂きました。ものの見方を変えるだけで全てが変わってくることを知った。自分だけでは気がつかないがそれを示して頂けるだけでどれだけの近道をすることができただろうか。

 人から「教えてもらう」ということは、自分自身で模索して探していくことよりも圧倒的に気がつくのが早い。それをどう感じるかですね。日本人は「苦しい道を通らなければ良くない」的な哲学を持っている気がします。kaneko自身もそうでした。でも、先人がいることでその道を通りやすくすることができるんですよ。人の話を聞くこと、その経験をどう感じ、どのように実行していくかは自分自身の選択でしかない。「苦しさ」から逃げるのではなく、ある程度の道筋があることで必要以上の労力を使わないで済む。その余った力を別のことに使い、それをまた伝えていけば良い。もちろん、時には苦しみの中に身を置き自分自身で見つけていくしかないものだってあります。でも全てがそうではない。教えてもらうこと、注意してもらえることは自分の力を高めるためには必要不可欠なんですよ。

 10年前、きっとこんな考え方はできなかっただろうな。「苦しい」環境に身を置くことだけが強くなることだと勘違いしていた気がする。「自分はこんなにやっているんだから」って思いこんで、うまくいかないことは自分のせいじゃないって。でも、多くの人たちとの出会いと別れの中でkanekoは学びました。人からの教えをどう自分のものにしていくかでその人の価値が決まってくるんだと。受け売りではダメ。それは自分のものではない部分をあたかも自分のものとして人に押し売りするだけ。そのなかに「心」が入りません。幸運なことにkanekoの周りにはその「心」を持った方々がおられ、そこから学ぶことができたんですよ。感謝です。

 お世話になった方々への感謝の気持ちは言葉だけでは表現できません。kanekoの今後の活動で恩返しをしていくしかない。少しずつしか前に進めませんが、確実に進んでいきます。見ていてください!!
コメント
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