kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

何を信じるか

2015-07-15 | 陸上競技
ちょっと思う事を。

色々な人と話をする。すごく大切な事だと思います。他の指導者ともですが選手や保護者と話をする。こういう中で見えてくるもの感じるものが大きくあります。まー私が一番人生で影響を受けているのは師匠かなと勝手に崇拝しています。大半は「ダメやねー」と言われて終わりなんですが(笑)。色々なことを学ばせてもらっています。話をする中で見えてくることが多い。

で、ここ最近思うのは「第三者からの話」に関してこれほど信憑性がない話はないなということ。もちろん信頼できる人からの話であれば他者のことであっても事実だったりすると思います。しかし、事実から大きく異なることが多い。やはり一番確実なのは本人から話を聞くことなんだと思います。教育現場でも「あの子態度良くないですよね」と言われる時があります。が、実際に本人と話をしてみると素直な部分があったり、本人の意図する事ではない評価を受けていたりする。こういう時代ですからかなり難しい部分があります。

「あの子はこんな子だから」とか「あの人はこうだから」と事前に話を聞く。そういう「色眼鏡」で見てしまう危険性がある。いつもフラットな状態で人と関わる事が大切なんだと思います。まー実際に関わってみて「話の通りだな」と思う事はたくさんありますが。特に大人(笑)。まー私もそう思われているでしょうね。こうやってblogに書いている側面だけを「kanekoの全て」と捉えられる。特に関わりが少ない距離がある人からすれば「あいつは何なんだ」と思われると思います。実際に関わっている人がどう感じるかが大切なんだと思います。百聞は一見に如かず。

Mr.Childrenの「fantasy」の歌詞に『「事件(こと)の裏側」すら簡単に閲覧(のぞ)けてわかった気になる でも本当は自分のことさえ把握しきれない なのに何が解ろう?』とあります。他者から見た自分が把握できない。それなのに巷には様々な情報が溢れている。ある情報の一側面だけ知ってそれで「自分は分かっている」と思う。このことを理解しながらやっていかないといけないと思っています。結局、情報に振り回されるようになってしまうから・・・。技術的な話も同様です。「これが良い」と判断するのは実際にやってみてその効果を実感できるときだけ。マニュアルに書いてあるからとか他校がやっているからという理由で「これが正しい」とやっていくのは違うのかなと思います。

さらに噂話の中身を確認する事の難しさ。ここも痛感しますね。まー確認する必要があるのかと言われたら分かりませんが。比較的ストレートに聞きたいところなんですが基本的に小心者なのでなかなか聞けません(笑)。昨日親しい指導者に電話したのですがいきなり「病気だった??また痩せた?」と聞かれました(笑)。これは親しい間柄だからできるやり取り。そして本当に「病気で余命幾許もない」という状況だったらこのような質問はできません。女子が「ちょっと太ったかな?と思う友達」に「ひょっとして少し太った?」と軽く話すのと、「明らかに太ってしまった友達」に「太ったよね?」というのは違います。後者は絶対に言えない。親しい間柄であっても聞けないですよね。

人と関わるということの難しさ。それでも目の前にいる子供たちとはきちんと向き合っていきたいと思いますね。以前に比べると関わり方自体も変わってきていると思いますが。それでもできることをやっていきたいと思います。

何の話か分からないですね。私も思ったことを書いているだけなので(笑)。『でも本当は自分のことさえ把握しきれない なのに何が解ろう?』ですかね(笑)。
コメント
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