前の記事、思っていたより反響がありました(笑)。関係者から(笑)。
で、誤解なきよう補足をしておきたいと思います。前の記事に書いた選手、適当な取り組みをしたわけではありません。私が指導してきた中で一番人間的にも競技的にも成長したと思います。「強くなる選手」としての要因はめちゃくちゃ持っているのです。「楽をしたい」という意味は「無駄なことはしたくない」という意味です。強くなるためなら嫌でも我慢してやります。理由は明白。「負けたくないから」です。この子の最大の武器は「負けず嫌い」と「尋常ではない集中力」でした。
試合で勝つためには練習するしかないのは分かっているのです。だから基本的にサボりません。でも無駄なことはやりたくないのです。すごくシンプルな考え方。自分に必要な練習をする。勝ちたかったら練習するしかないのが分かっているのです。だから嫌でもやる。でもそれがこちらも分かるから「ごまかしながらキツイことをやらせる」のです(笑)。本人が強くなりたい!という気持ちを持っているのですからそこをなんとか引き出してやりたいと思っていました。
で、この記事を見てください。
県総体~キャプテンの存在の大きさ~
過去の話ばかりしていて申し訳ないのですが、今の選手たちにもこの子の「想い」を知ってもらいたい。強くなる選手には絶対的な理由があるのです。この記事を書いたとき、Kさんの日誌を読んで正直号泣しました。この子がこんな想いを持って競技に取り組んでくれたんだ!っていうのが嬉しくてたまりませんでした。そういう言葉はあまり口にしません。チームを作るためにこの子が一人で苦しんでいました。私があれこれ求める。なかなかチームは動かない。一人で真剣に考えていたのです。前の記事とのギャップが大きいですかね?
本当にシンプルなんです。「リレーでインターハイ行きたい!」というのが大きくこの子の中にあった。それは先輩たちから引き継いだ目に見えない「想い」がこの子の中にあるからなんです。強くなりたい!負けたくない!という気持ちがあるから、苦しくても乗り越えられる。この子から教わったことは本当に数限りなくあります。
そしてこの子と大きなエースを中心にインターハイを決める。
中国大会2日目
この前後の記事に書いていますが、小さなエースというのがKさんです。インターハイを決めた後、「先生、疲れたんで100m走らなくても良いですか(笑)」と言っていましたし、100mでインターハイを決めた後は「明日の200mは気持ち的に無理だから走りたくないんですが(笑)」と言っていました。この日保護者に相談した記憶があります。「走れせても良いですか??」と。結局200mもレースが始まったら負けたくないからインターハイを決めたのですが(笑)。
このギャップ。本当にすごいのです。「インターハイに行かなければいけない」と私が思い込まないようにこの子が私の心を軽くしてくれていたのかもしれません。絶対意識してないと思いますが(笑)。長くなりますが、この二つの記事を読んでもらうとこの子の素晴らしさが分かると思います。いつもは「ちょっと休んでも良いですか(笑)」という感じなんですが、この子のお陰でチームに光がさす。太陽だったと思います。褒めすぎですかね?!
昨日、本人から「なんかblogに私のことが書いてあるって親から言われたんで~。そんなこと言ってましたかね~(笑)」という感じでした。書ききれないくらい言ってます(笑)。でもこういう性格だから強くなったんだと思います。「強くならないといけない」「先生に言われたからやる」のではない。自分が負けたくないから、勝ちたいからやるのです。
本当に大きなヒントだと思っています。この子と出会えたことは一生の宝です。多くのことを学ばせてもらいました。一人でも多くの選手には見習ってもらいたいと思います。と、最大限に褒めておきます。
もう一度書いておきます。私がこの子を育てたという気はありません。私がこの子から教わったことの方が何倍もあります。巡り合わせだと思います。感謝したいと思います。
この二つの記事が今の選手たちにも何かしらのヒントになればと思います。あ、もちろん前の記事も合わせてですけどね(笑)。強くなるために「悲壮感」を持ったらダメなんです。楽しくやらないと(笑)。
で、誤解なきよう補足をしておきたいと思います。前の記事に書いた選手、適当な取り組みをしたわけではありません。私が指導してきた中で一番人間的にも競技的にも成長したと思います。「強くなる選手」としての要因はめちゃくちゃ持っているのです。「楽をしたい」という意味は「無駄なことはしたくない」という意味です。強くなるためなら嫌でも我慢してやります。理由は明白。「負けたくないから」です。この子の最大の武器は「負けず嫌い」と「尋常ではない集中力」でした。
試合で勝つためには練習するしかないのは分かっているのです。だから基本的にサボりません。でも無駄なことはやりたくないのです。すごくシンプルな考え方。自分に必要な練習をする。勝ちたかったら練習するしかないのが分かっているのです。だから嫌でもやる。でもそれがこちらも分かるから「ごまかしながらキツイことをやらせる」のです(笑)。本人が強くなりたい!という気持ちを持っているのですからそこをなんとか引き出してやりたいと思っていました。
で、この記事を見てください。
県総体~キャプテンの存在の大きさ~
過去の話ばかりしていて申し訳ないのですが、今の選手たちにもこの子の「想い」を知ってもらいたい。強くなる選手には絶対的な理由があるのです。この記事を書いたとき、Kさんの日誌を読んで正直号泣しました。この子がこんな想いを持って競技に取り組んでくれたんだ!っていうのが嬉しくてたまりませんでした。そういう言葉はあまり口にしません。チームを作るためにこの子が一人で苦しんでいました。私があれこれ求める。なかなかチームは動かない。一人で真剣に考えていたのです。前の記事とのギャップが大きいですかね?
本当にシンプルなんです。「リレーでインターハイ行きたい!」というのが大きくこの子の中にあった。それは先輩たちから引き継いだ目に見えない「想い」がこの子の中にあるからなんです。強くなりたい!負けたくない!という気持ちがあるから、苦しくても乗り越えられる。この子から教わったことは本当に数限りなくあります。
そしてこの子と大きなエースを中心にインターハイを決める。
中国大会2日目
この前後の記事に書いていますが、小さなエースというのがKさんです。インターハイを決めた後、「先生、疲れたんで100m走らなくても良いですか(笑)」と言っていましたし、100mでインターハイを決めた後は「明日の200mは気持ち的に無理だから走りたくないんですが(笑)」と言っていました。この日保護者に相談した記憶があります。「走れせても良いですか??」と。結局200mもレースが始まったら負けたくないからインターハイを決めたのですが(笑)。
このギャップ。本当にすごいのです。「インターハイに行かなければいけない」と私が思い込まないようにこの子が私の心を軽くしてくれていたのかもしれません。絶対意識してないと思いますが(笑)。長くなりますが、この二つの記事を読んでもらうとこの子の素晴らしさが分かると思います。いつもは「ちょっと休んでも良いですか(笑)」という感じなんですが、この子のお陰でチームに光がさす。太陽だったと思います。褒めすぎですかね?!
昨日、本人から「なんかblogに私のことが書いてあるって親から言われたんで~。そんなこと言ってましたかね~(笑)」という感じでした。書ききれないくらい言ってます(笑)。でもこういう性格だから強くなったんだと思います。「強くならないといけない」「先生に言われたからやる」のではない。自分が負けたくないから、勝ちたいからやるのです。
本当に大きなヒントだと思っています。この子と出会えたことは一生の宝です。多くのことを学ばせてもらいました。一人でも多くの選手には見習ってもらいたいと思います。と、最大限に褒めておきます。
もう一度書いておきます。私がこの子を育てたという気はありません。私がこの子から教わったことの方が何倍もあります。巡り合わせだと思います。感謝したいと思います。
この二つの記事が今の選手たちにも何かしらのヒントになればと思います。あ、もちろん前の記事も合わせてですけどね(笑)。強くなるために「悲壮感」を持ったらダメなんです。楽しくやらないと(笑)。