日曜日は一日中検定でした。ぐったり。
月曜日はその疲労感も抜けないまま通常授業。3年生はこの日から学年末考査です。最後まできちんとやるようにと話をしています。当然です。これから先の生活の方が長いのに「進路が決まったから」という理由だけで勉強ができないというのは良くない。成長するためにはここでしっかりとやらなければいけないと思います。
先日、県から「生徒の登校に関して」という通達がありました。自分が発熱しているだけではなく「家族に風邪症状がある」場合も「出席停止」という形で登校できないということでした。教職員も同じです。こうなるとこれまで以上に活動に制限がかかります。外食もほとんどしない状況になる。何かあれば過剰に叩かれますから・・・。落ち着く日が来るのかどうかあ・・・。
この日もかなりバタバタしました。なんとか放課後にたどり着いたという感じでした。7時間授業だったということもあり時間的な制限がある中での練習でした。このご時世、「部活動をすることが悪」のような風潮もあります。外食もしない、外出も良くない、体を動かすことも許さない。「自粛警察」のように取り締まりをする人もいるのでしょう。全てがダメであれば人間としての活動はすべて停止になります。ルールの中で活動をするというのがダメなのか。屋外で身体を動かすことよりも教室の中の方がよほど密です。
練習に関しては翌日が雨予報だったので何とかしてこの日に走っておきたいというのがありました。バランス系をやってから上半身下半身。補強の部分は徹底的にやりたいと思っています。本当はもっと補強をやりたいのですがここに時間が割けない状況。時間が無くなる。土曜日に動きのことをやってからまともに走っていないのでなんとか動かしたいなというのはありました。
基本的な脚運びを少しやってそこからスティックドリル。これまではほとんど重心移動がない状況での脚運びでした。少しずつ前に進んではいましたが。土曜日から「膝」と「腰」の部分をきちんとやろうということにしました。スティックの距離を伸ばして。前段階がきちんとできているからこの動きができる。
やっていると明らかに「できない」選手が出てきます。元々重心移動というか「腰の移動」ができない選手です。不器用。膝を引き出した時に上半身が残ります。更に届かないので跳んでしまう。狙いとする動きができません。性格的なこともあるのかなと思っています。別に抜いてやりました。動き的に「前に進みたい」というのがあったので「膝を前」という感じになっていました。確かに「前」なのですがもっと「斜め上」方向でなければ腰がついてきません。その部分を指摘。随分よくなりました。少しずつです。
全体としてはハードルドリルをしてから加速段階T走。私は足の甲が痛いという選手に個別について「スピンバイク」を漕がせる。大きなけがではないと思っています。明らかに部分的に硬くなっているのでこれを時間をかけて弛める必要があります。朝練の時間に弛めるとずいぶん楽になったということでした。が、無理する必要はないかなと思って別メニューにしました。ひたすらバイク。走れないのであればその代わりになる練習をする。かなり走れるようになっているのでここで無理をさせたくありません。必死に漕いでいました。
その後、ふと全体の走りを見てみるとなぜかわかりませんがかなり進んでいました。加速段階T走で負荷を軽くしてからの動きが進んでいる。途中途中を見ていないのでどの動きが良かったのかは判断できませんが。膝が出て進む。こういう動きをしたかったのです。ドリルの段階で良くなったのか、ハードルか、Tバウンディングか。スピンバイクに夢中になっている間に動きが良くなっていました。
その後、バトン走をしたかったのですがとてもじゃないが時間が足りない。T走に切り替えました。60mT×3-60mSを2セット。ハードル選手はこの間、11mで5歩ハードル。高さを正規の100mHにしました。どちらのグループも良く走れている。こうなると選手の表情も自然と明るくなります。ハードル選手に関してはインターバルの距離を伸ばしても問題ないなと思います。土の上ですから11mでと思っていました。走力的な部分もかなり上がってきているので50cm伸ばそうかなという話をしています。
1年間かけて「ハードリング」よりも「走力向上」を図ってきました。本人が「ハードルを跳びたい」と何度も言うので冬季練習からは定期的にハードル走をしています。が、ドリル的なことはほぼやりません。アップの段階でハードルドリルをしています。これが毎日できるだけで基礎はできると思っています。どうしても「目先のこと」を考えてしまう。ハードリングが・・・とか抜き足が・・・とか。これも重要だと思いますがそれよりも「走れること」が重要。実際問題100mの走力が14秒5くらいだった時には何をやってもインターバルが届きません。しかし、走れるようになってきたことで問題なくインターバルが届くようになってきています。誤魔化すのではなく根本的な改善ができるかどうかではないか。もちろん、元々速い選手であればこういう部分は考えないと思います。今預かっている選手のレベルに応じてどのように対応するのかが重要なのかなと思っています。
ここまできたので少し逆足の練習も入れていこうと思っています。400mHのための対応。これがどれだけできるようになるか。身長はそれなりにあるのであとは股関節の開きが生まれるようになればハードルインターバルも17歩で行けると思います。。まだまだ力を使う部分があるのでそれをどう処理するか。150mHなども入れています。こういう部分で少しずつ400mHに順応していければなと。あとは有酸素系の練習が不足するのでそれをどう補うか。折り返しのような形も必要かもしれません。が、有酸素系に特化するような練習はしたくない。ここも見極めなのかなと。
まとまりません。書く時間と余力がなくてなかなか・・・。情けない話です。