木曜日。この日の練習は落とすことにしていました。月曜日から3日間、それなりに走ってきています。昨年までは木曜日も通常通りの練習としていました。それでも大して問題はないと考えていました。前任校では火曜日と木曜日は「走らない日」として「トレーニングの日」と位置付けていました。疲労感もあったと思います。
この冬は計画的に練習をしたいと思っています。木曜日は「落とす」と決めました。それ以外の日にきちんと練習をする。その代り、木曜日は「軽く体を動かして終わり」という感じです。できれば「ダンス教室」で身体を思い通りに動かせるようにして、フリスビーなどを使って遊んで終わりという感じが理想です。が、この日は前日に「補習」で練習ができていない選手が数名。前日にできていないので木曜日に水曜日の練習の一部を行うことにしました。
前日きちんと走った選手はこの日は「フリー練習1時間」としました。練習をする選手がいる中で「ダンス教室」をするのはちょっと違うなと思っていたので。自分自身に足りない部分を補う時間としました。補強などでできていない部分もあるのでそれを自分で判断して行う。こちらからは一切指示は出しません。休憩する選手が出てきても特に何も言わない。きちんとやってはいましたが。
練習の中で「メリハリ」は必要だなと思っています。以前と比べて「しっかりやる」という部分の使い分けを明確にしないといけないなと。時代が変わり選手の考え方も変わってきます。保護者も同様。「必死に競技をやる」という時代ではなくなりつつあるのかもしれません。それでも「強くなるために練習をしたい」と考えている選手はいます。そこに対してどのようにアプローチしていくか。
「kanekoの練習はきつい」といわれるかもしれません。甘んじて受け入れます。補強などは地味ですから面白味もない。それでも「強くなるためには避けては通れない」という部分があります。「無駄に追い込む」という練習はしません。それは「自己満足」でしかないから。「きつい練習」をすることが「強くなること」に直結するのであれば「追い込み続ける」ことは必要だと思います。が、実際は違う。気持ちも続かない。だからこそ「やるべき時にはしっかりとやる」というスタンスを持たなければいけないのかなと。
各自練習の時は「見守る」ことに徹しています。質問してくれば答えますがこちらからあれこれ指示は出しません。朝練習でドリルをしています。ここも「見守る」だけです。自分が走りに必要な部分を自分で判断して取り入れる。そこに「意識」が向かなければこちらが何を提供しても結果は同じかなと。「課題意識」を持てなければ「与えられたことをやる」だけになってしまう。良いことではない。
「与えられる」ことに慣れてしまうと「与えられない」ことに対して大きな不満を持つようになる。練習計画も同様だと思います。細かい練習計画を立てるのが「当たり前」になってしまうと作らなければ「やってもらえない」と感じるようになる。部活動をするのであればこのあたりの「考え方」は変わっていかなければいけないと思っています。不満ばかり言って何もしないというのでは良いことはないですから。
話がかなり飛びましたが。多くの選手は体幹トレーニングを各自でやっていました。「手押し車120mやる」という選手がいたのでそれは止めました。翌日以降に大きな影響がでます。勢いで練習するのは避けてもらいたい部分はあります。上述のように「追い込むことが美学」というものは求めていません。冷静に判断してもらいたいなと。
前日にできなかった選手は省略しながら練習を進めていきました。ショートスプリントまでで終わり。2時間程度の練習としていたので120mはカット。本当はやったほうがいいのかもしれません。が、少人数で走るには少しきついかなというのもありました。何人かは残って手伝ってくれていましたが、「早めに終わらせたい」と考えていたので。
ぼちぼちです。この日の朝、スマホを落としました。先日、スマホカバーがボロボロになっていたので親しい先生方が100均で200円のスマホケースを購入してくださいました(笑)。幸いスマホケースに救われて大きな被害にはなりませんでしたが、液晶の一部に影響が出ました。文字が見えません・・・。辛い。どうするかを検討します。