火曜日。前日に走れなかったのでこの日は走っておきたいなと考えていました。月曜日から「検定週間」に入っています。放課後、1時間検定に向けての課外が始まります。月曜日は7時間目が「各自学習」だったので授業担当のクラスに行って教えました。「必要があれば質問をするように」と伝えています。「教えてもらうのが当たり前」ではない。必要だから教えるのです。合格を目指して勉強しているのであれば「教えてもらう」必要性を感じるはずです。与えるのが「当たり前」ではない。
火曜日は「必要があれば残ってやるように」という指示を出しています。強制課外という部分も必要かのかもしれません。しかし、「なんとかしよう」と思うのであればもっとできることがあるはずです。自分自身で勉強をするが分からないので質問をする。が、放課後の時間を使って「課題をやる」だけなら来なくていいと思っています。他にやるべきことはあるはずです。答えを丸写しするようなら「課題をやる」ことさえも時間の無駄です。これは常識的な考え方だと思いますが。理解できないかもしれません。共通テストを受けるために勉強するのであれば「答えを写す」ことに意味はない。これと同じだと思います。「取り組みの姿勢」がストレートに出る部分かなと。
私は1時間課外へ。何人か残っていました。質問があるときに答える。比較的良く質問してくれました。学ぶ意識の問題だと思います。それが終わってグランドへ。練習です。例年、課外に参加する者が多いので練習時間が短くなります。今年はほとんどの者が練習に参加しています。この1時間は大きいと思いますね。通常通りの練習ができます。
バランス系をやってからサーキット。DM∞をやってからドリル。走る時間を作りたかったのでチューブを使ったドリルは省略。ハードルを使っての練習としました。こうなると「足運び」などがおろそかになります。それをどうやって補うか。課外と同じだと思います。「与えられているからやる」というのではなく「どうすれば速く走れるか」を考えれば自ずと行動は変わってくると思います。空き時間の使い方などを考えると良いのではないか。わざわざ言う必要はないのですが。今は言わないとわからない気がします。
私がグランドに着いたときには片足スキップでした。そこからDM投げ。この日は先週に引き続き「加速段階T走」を実施しました。あえて負荷をかける中でどのように進むか。重要な部分だと思います。「差」をつけることで「進みにくい」状況と「進みやすい」状況がわかる。単純に走ればいいという話ではないので。軽くなると進みます。この時にどれだけ「腰が進む」という感覚を作れるかですね。
終了後、壁引き出し、腰押しの流れ。腰押しのあとにスティック5歩を入れています。これはチューブ5歩と重なる部分があるなと見ていて感じたのでチューブ5歩を省略。メニューには入っていましたが取りやめました。必要ならまた入れればいいかなと。重なる部分を削りながらやっていくことで効率も良くなります。二次加速スティックをやってから前半マーク。毎日の流れです。が、前半マークで身体が起きるのが早い。ここも何度も話しています。実際走るときにはマークはありません。その中でどうやって「加速段階」を作るのかを身につける必要があります。何も考えずに走るというのは避けたい。しつこく言いました。
そこからバトン走。10バトンと25並走を。最大スピード練習です。毎回この手の練習を入れていきたいとは思っています。まだまだ「渡す」ということがメインになっています。本当は高いスピードを出すための練習です。ハイスピードの中でのスムーズなバトンパスができるかどうか。流しレベルのバトンパスではなく「最大スピード」の中で行いたい。これが「いつもできる」ようにしたい。減速しないような練習を通常から入れておく必要があります。走力で勝負できる状況まで持っていきたいとは思っています。しかし、それだけでは面白くない。時間を書けてレベルアップをしていきたいですね。
60mT走を入れました。通常は月曜日に入れるのですが。60mT✕3ー60m✕2を2セット。うちの練習のメインという感じです。これと週2回の長めの距離でのT走を組み合わせます。グランドの状況もあるので毎回長めの距離は走りません。ショートスプリントを中心にしながら走りを作る。ドリルなどで地道に作るパターンとT走で強制的に走りを作るパターンを組み合わせています。この練習の最後の方はかなり動きが良くなっていました。以前と比べるとスピードレベルが上がってきている感じを受けます。まだまだですが。
最後に60mバトンを。これはかなりしんどい。同時にスタートして60mでバトンを渡します。相手の走力差を考えながら調整する。離れてしまうと渡らなくなるので必死に付いていきます。時間に余裕があるときは渡らなけばやり直しとすることもあります。何が何でも渡すという感覚の中で最大スピードを維持する。好きな練習です。本数を重ねる中で維持できなくなる者も。これも重要なことです。余裕のあるスピードであればどうにでもできます。最大スピードを出す中で維持できなくなる。これを今後どのようにするか。テンポ走のようにゆっくり走って最後まで走れても実際のレースでは最高スピードです。このスピードを出す中でどうやって維持していくか。普通の選手が戦っていくために必要な考え方だと思います。
練習の途中で「早く終わるのではないか」という雰囲気になっていました。が、気がつくといつも通り。ハードルジャンプとホッピングをやって終わり。ギリギリでした。もう少し余裕を持ってできると良いのですが。「時間に余裕がある」と思うと自然とペースが落ちるのかもしれません。追加するつもりはないので決められたメニューをきちんと消化する。これができるようになればと。
木曜日を検定勉強に充てようと考えています。そのため水曜日はしっかりと走ろうと思います。これまでよりも本数を増やしながら。少しずつ少しずつ。