土曜日に「特別国体選手選考会」が実施されました。天候的には「本当に実施できるのかどうか」というくらいの天候。大雨が降るのではないかという感じがありました。時折降ることはありましたが、最後の15時くらいまでは持ってくれたという状況でした。
個人的には100mが10分に1本というゆるいスケジュールだったこともあり、1時間以上「審判業務」が続きました。これはかなりきつかった。股関節が痛かったのが悪化。歩くのもままならないくらいの痛みが発生していました。これはどうなのか。良いことではないですね。健康ではない。明らかに「過剰労働」な気がします。なんだかな。
レース自体も天候と同様、「微妙」な感じがしました。スプリント系はほぼ「微妙」です。湿度が高く走りにくかったのもあると思います。出場者も少なく「間延び」するなかでの競技会でしたから「緊張感がない」というのもあります。中国大会以降、何人かは「体調不良」になり計画的に練習ができなかったのもあります。すべての大会で「良い結果」を出すのは難しいと思いますが、「やっていること」がどれだけ出せるかは大きな話だと思います。
300mHも「前半から突っ込む」ために導入しています。が、全員が全員「足がめちゃくちゃ詰まる」という状況。16歩、17歩の選手がどちらも詰まりまくっていました。これでスピードに乗るというのは難しい。想定していたタイムよりも2秒悪い。1分03秒31で走る選手が300mHで47秒かかる。どう考えてもあと2秒は上がってこないといけない部分です。練習でやっていたことが試合でできない。これは面白くないですね。
雨が降るから練習ができなかった。これはどこも同じだと思います。どのような条件であれば「やってきたこと」ができるかどうかは大きな問題です。タイムよりもそちらの方が大きい。100mの12秒44の選手も12秒8かかっていました。色々と考えさせられます。秋に向けて。来年に向けて。どのように取り組むか。簡単な話ではありません。現状、4継を組んでも同じメンバーで48秒台が出るかどうかの話かもしれません。「いつも走れる」というのは難しい。それでも「ある程度のこと」はできないといけないのではないか。
能力を伸ばす。簡単なことではない。それは分かっています。そこに向き合うためには多くのエネルギーを使わないといけません。私自身がです。それだけの活力が私にあるのか。自分自身で精一杯な感覚があります。それを他の人に使えるくらいの余裕があるのか。エネルギー配分が難しい。
どうしたものか。