kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体合宿

2016-03-24 | 陸上競技
21日の月曜日から23日水曜日までの2泊3日で岩手国体なに向けての合宿が行われました。これまではこの時期に何も行われていませんでしたが今年度後半からこういう形で練習会をやっています。他県ではかなり前から行われていました。こうやって少しずつでも前進することは大切だと思います。

今回は私が主で担当する選手はいませんでした。サポートという感じでしょうか。この春からうちとチームに入ってくれる選手が2名参加しているというのもあったと思います。私としてはこの子達のサポートというのがメインですね。また、来年度大学4年生となる教え子も初日の記録会を終えてから参加しました。自分が関わっている選手が少しずつでも力を付けていくというのは嬉しいですね。

Mさん、早いものでもう大学4年生。ラストシーズンです。この冬は定期的に一緒に練習してきました。ここに関しては批判的な意見もあるかもしれません。それでも「競技をやりたい」と進学をしているのですからそれなりにサポートは必要だと思います。大学生と一緒にやる事でうちの選手は大きな刺激を受けました。念願の11秒台を!!

国体合宿とは直接関係ないですがMさんのスパイクが新しくなっていました。話を聞くと「最後の陸上生活だから頑張れ」と兄が買ってくれたということでした。Mさんの兄も私の教え子です。学年は2つ上です。高校時代はヨンパで中国新人、中国大会へ進んでいます。Mさんが活躍することを自分のことのように喜んでくれているのだと思います。身内だから応援するというのもあると思いますが、多くの人から応援してもらえる選手になっています。それだけで嬉しいですね。

またこういう合宿でMさんと今の教え子が一緒になるというのも本当に嬉しく思います。Mさんは私が本格的にショートスプリントに関わり始めた最初の選手です。この子の存在があるから今の私がいるといっても過言ではない。苦楽を共にしてきました。その子がある意味「長女」です。その「長女」と「妹達」が一緒に練習をする機会がある。こちらとしても感慨深いものがありますね。

そういえばMさん、最初の頃は極度の人見知りで合宿などでもなかなか話ができませんでした(笑)。それがあれこれ合宿に参加しているうちに克服していました。大学では仲間に恵まれているのいうのもあるでしょう。新入生2人も「人見知り」でしょうか。少しずつ克服するできればいいなと思います。競技を進めていく上では必要になると思います。主体性を持てるように育てていけたらと思っています。

Mさんの話ばかりになってますが(笑)。そういえば話をしている時に技術的な話になりました。Mさん、フォロースイングが少し遅れ気味になります。ある合宿でその部分を指摘されたそうです。その時に「脚が流れるから接地ポジションをもっと前にした方が良い」と言われたそうです。本人は「え?」という感じ。本人の感覚とは全く合わない。接地ポジションを前にする意味は??バイオメカニクスでは「地面反力をもらうために前側に接地する」というのが提唱されています。はぁ。本人は「私には絶対に合わないな」と感じたらしく笑顔で「はい!」と返事をして全く気にせずに練習をしていたとのこと(笑)。大人になりました。

こういう合宿でいきなり「全く違うこと」を言われた場合、話を聞いてなんとかしようとする選手も出てきます。が、それによって動きが崩れてしまうことがある。特に春先は危険です。それにより故障する原因となります。やはりいきなり動きを変えるというのはデメリットが大きい。ましてや本人が意識している部分とは全く逆の指導を受けてしまうと混乱します。以前痛い目にあっていますから基本的には「信頼できる指導者」にしかお願いしないようにしておます。そうでない場合は「適度に聞き流す」事を話しています。失礼な話かもしれませんが。それにより走れなくなった場合責任が取れませんから。我々も指導の時に細心の注意を払わなければいけません。

うーん、合宿の話になっていないですね(笑)。インパクトが強かったことから書いておきます。また書きます。多分。
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滞る

2016-03-23 | 陸上競技
すみません。月曜日はから水曜日まで国体の合宿でした。blogを更新するほどの余裕がなくて。

夕方帰ってきたのですがやはり疲労感がハンパない。今日少し休んで回復したら書きます。が、多分厳しい(笑)

更新されなかったからといって倒れていたわけではありません。本当に死んでしまったらblogってどうなるのかな?!という不安も湧いてきますが、そんなことを今考えても仕方ないのでとりあえず休みます...。
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またも話をする

2016-03-20 | 陸上競技
土曜日、天気予報は曇りでしたが朝から雨。どうにもなりません(笑)。この日は前任校の選手と一緒に練習をすることにしていました。11月から毎週のように行っています。別チームですが男女共に仲良くなっています。前任校には一年生の短距離選手がいません。実質この子達が短距離最後の学年になると思います。一時代を築いたtokushoの短距離ですが、これからは投擲中心のチームとなると思います。栄枯盛衰。仕方ないことだと思います。それもあり私としても顧問の先生と連絡を取りながら週一回の練習を継続してきました。

この日はやり投げの選手も参加してくれました。投擲チームが宇部の記録会に行くということでやり投げ1人は短距離と一緒に走っておくようにとの指示だったようです。年末に一度一緒に走りましたがそれ以来です。会うのはちょくちょく会っていましたが一緒にやるのは久しぶり。せっかくなので練習前に少し話をさせました。私も話をしようと思うことがあったのでその前に話を。

「競技に対しての想い」です。いきなり話を振ったので大変だったと思いますが(笑)。短距離選手として入ってきてなかなか記録が伸びない。他の選手が強くなっていくのに自分だけが取り残される。私が転勤したことを機にやり投げへ。元々力はありました。この子が投擲をやる事で「リレーを中心にする」というチームの流れも終わり。どちらにしても人数が足りなくなっているので組めませんでしたが。「投擲でやる」と覚悟を決めてから目覚ましい活躍を見せました。秋の大会では大会記録を更新し最優秀選手賞をもらうレベルに。短距離をやらなくなったことで「退路を断つ」という状態が生まれたのだと思います。絶対にやってやると思えたからこそ飛躍したのだと思います。もちろん専門的な指導を受けられる環境にいるからだとは思いますが。

本人を前に入学当初から1年生が終わるまでの話をしました。基本的に「勢い」でやるタイプ。疲れてくると勢いがなくなります。今でこそかなり頑張りますが、シャフト補強では負荷をきちんとかけられない状態でした。あまりにも頑張りきれないので他の者を付けて徹底的に頑張らせました。シャフト補強で止まったら「止まるな!!」と叱咤激励されながらやる。

そんな選手が「やり投げてインターハイに行く」と決めてから一気に変わりました。全国入賞を目指すレベル。先日教えてもらいに行った時にはかなり詳しく教えてくれました。種目に対する理解度も格段と高まっています。人はきっかけがあれば変われるのです。この子が来ると聞いていたのでその話を絶対にしようと思っていました。今は心から応援したくなる選手に成長しています。甘さもなくなりました。良い表情をしています。

更にはもう一つ例を挙げました。何度も何度もblogに書いていますし、至る所で話をしています。私が指導をして初めてインターハイに行ったTさんの話です。この子は中学時代ほぼ実績がありません。中学時代のベストは400m65秒くらいだったと思います。入学して見ていると「なんか速いな」という感じで気がつくと1年生の県総体でいきなり決勝へ。62秒くらいだったとおもいむすがほとんど練習していないのに大幅自己ベスト更新。2年時には59秒台で県総体優勝し秋には58秒台突入。3年時には県総体2連覇して更には中国大会6位でインターハイ、記録も57秒5までいきました。

なぜこんなに強くなったのか?本人に聞いてみると「やる気になったから」と(笑)。それだけ?という感じでした。中学時代は練習に行かずに帰っていたりしていたと言っていました。それが高校に入って「陸上をやるために入ったんだから本気になろう」と思った。そこからは徹底していました。引退する時に「これから何して過ごそう」と話していました。高校時代、競技最優先に考えていたので「友達として遊んだことがない」とのこと(笑)。最初は何回か誘われていたようですが練習があるからと断っていたら次第に誘われなくなった。更に日曜日は「家の手伝いをするから遊ばない」と決めていたようです。普段支えてもらっている保護者に少しでも恩返ししたいので家の手伝いをすると。すごい話です。

保護者と話した時には調子が悪かったりすると7ビデオ撮って」と自ら頼んで家の周りでドリルをしたり走っていたようです。強くなるんだと決めたから行動自体も変わるのです。誰かから何か言われたわけではないでしょう。自分自身が「やる気になった」だけです。それにより勉強も頑張るようになりました。劇的に変わったと思います。

思い出しましたが、この子達の年代は本当に徹底していました。何人も本気でやっているから周りも理解してくれて対応してくれていました。引退した時に友達から「お菓子食べる?」と勧められたのが嬉しかったと言っていました(笑)。それまでは「飴玉一つも食べない」とチームで決めてやっていました。それを周りも理解しているから勧めない。そういう意味でも周りの友達が応援してくれていたのだと思います。そんなチームだったから中学時代、決勝に残ったこともない選手達が最大限の力を発揮するようになる。県総体で総合優勝するくらいのチームでした。どこに出しても恥ずかしくないと今でも自慢できます。

人は「その気になる」事ができたら劇的に変わるのです。表面的な話ではなく本当に変わる。今の選手に残されている時間というのはそれほど多くはありません。私がこのような話をしたも聞く気がなければ何も変わらないと思います。伝わるかどうかです。最後は選手自身の問題です。競技で結果を出そうと思えば何か覚悟を決めなければいけない。何とかなるだろうという感覚でやっているような選手は強くならない。

Tさんの学年、本気でやっていました。それでも中国大会で7位となりマイルでのインターハイを逃しました。ここまできたら「結果」を求めてもらいたい。どれだけ頑張っても支部大会で7位、県総体で7位となったら上の大会に進めない。だから「結果」や「順位」にこだわってもらいたい。そこはかなり大切だと思います。バトンに対してもシビアにならないといけない。ミスをしたらそこで終わりです。練習でバトンが渡らないような状態では試合では絶対に渡りません。レースで失格して「仕方ないよね」と笑っていられるようなチームだったらやる意味はないと思っています。本気でないからそれくらい軽櫛ヶ浜終われるのです。それは絶対に嫌。本気でやりたいのです。

物事に対する姿勢の問題です。ここは外したくないと思っています。20分くらいかかったでしょうか。この時間を練習に充てれば良いという考え方もあります。しかし、物事を決めるのは「考え方」だと思っています。勉強も練習も最後の最後までやりきれない者は結果は出せません。練習に対する姿勢を作れなければやっぱり強くなれない。全てはつながっているから。

この話で少し心が動けばその後の練習も変わってくると思います。必要なことです。

練習に関してはまた別に書きます。そのうち(笑)
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話をしてからのトレーニング

2016-03-20 | 陸上競技
金曜日、雨でした。かなり酷い雨。恵まれている事に実習棟の廊下が広いので練習する事ができます。シャフト補強も問題なく出来るほどの幅があります。

練習開始前に少しだけ話をしました。この日から春休みです。これから本格的に試合に向けての準備をしていく事になります。そこに向けての話。

集団というのは一番意識レベルの低い者に合わせて動くようになります。どれだけやる気がある者が集まってもやる気がない者がいたらそれに合わ背て動く。練習開始時間の30分前にほぼ全員が集まっていたとしても1人が集合時間に10分遅れてきたとする。そうなると他の者は40分の時間のロスになります。「上のレベルに合わせて動く」という気持ちがあったとしても集団は「一番下」に合わせて動くのです。

今年も新入生が高校に合格しました。うちの学校は部活動に全員加入です。「適当にやりたい」という子も希望するかもしれません。そこに対してこちらとしては「一生懸命にやるなら」という条件をつけたいと思います。力があるから優遇するという気はありません。一生懸命にやるのであれば誰でも入ってきてもらって良いと思います。が、「形だけやりたい」というのであれば受け入れは難しいと思います。

「やりたいのに何故入れないのか?」と言われるかもしれません。入ってもらうのは簡単だと思います。が、「毎回遅刻をする」「練習を無断で休む」「真面目にやっている子を批判する」ような子がチーム内にいると雰囲気が悪くなります。「やりたい」から何でもかんでも受け入れるというのは違うと思っています。「それなりにやりたい」という子の権利を主張するのであれば「一生懸命にやりたい」という子の権利はどうなるのか?今はチームとしてかなりの変化を示しています。それを今いる選手が理解しないといけません。

このような考え方は批判されるのかもしれません。が、本気でやろうと思えばある程度のラインは引かなければいけないと思います。繰り返しになりますが「力がない」から認めないという気は一切ありません。全員が県で一番になれるわけではないから。一生懸命になってやっていけば自分自身が成長する事ができます。成長できる環境を与えていきたいと思います。

また色々と思う事があります。何度かこのblogに書いていますが、私は「日本一」を目指したい。簡単なことではないのは分かっています。それでもこちらが「無理だ」と思ったら無理。私はそこに向けてやっていこうと思っています。今のチームにはマネージャーがいます。このマネージャーがチームを様々な部分で支えてくれています。前日に選手と話をしていたのですがマネージャーがいる時といない時では練習の流れが全く違います。多くの部分で支えられているのです。言葉で「ありがとう」という事も大切です。しかし、それ以上に「結果」を残す事が一番の恩返しだと思っています。

今年は何が何でもリレーで中国大会に進みます。その中国大会にマネージャーを連れて行きたい。恩返しは言葉ではなく「結果」で示すのです。マネージャーを中国に連れて行くためには何人かが個人で中国に進む必要があります。それだけのことはやっていきたい。本当に感謝の気持ちがあるなら強くなるために最大限のことをやる必要があります。

今年は力のある選手が数人来てくれます。これまでのうちの学校の流れは大きく変わると思っています。「陸上競技をやりたい」という気持ちでうちを選んでくれる。ありがたいことです。この子達が来てくれるから強くなったというのではなくそれを受け入れる体制ができているかどうかだと思っています。どんな選手が来ても大丈夫なようにチーム作りをしてきました。それぞれの学年にリーダーを作っています。そこから色々なことが始まります。力がある選手だからといって特別扱いはしません。先輩達がいるからチームとして活動ができるのです。そこは忘れてはいけない。

そんな話をしてから練習スタート。私はシンスプリントの長距離選手の治療。真面目に一生懸命やる選手ですからこちらも出来ることはやってあげたいと思っています。2時間近く治療してみました。トレーニングはそれぞれがきちんとやってくれているはずです。そこが出来て初めて意味がある。常に私が付いていなくても大丈夫にならないといけません。当然ですが。

ここ数日間、治療に時間をかけています。話をしましたが強くなる選手というのは「練習が継続できる選手」です。それが出来なければ強くなることはありません。そのためには自分自身しっかりとしたケアをしていかなければいけないのです。そこの意識を大切にしていかなければいけません。治療を2時間程度やりました。それによりかなり改善されたということでした。よく分かりませんが「治るのであれば良いや」と思っています。また痛みがぶり返す可能性はあります。その時にはまた治療をしなければいけなくなります。こちらも出来ることは最大限にやりたい。そう思っています。

メニュー的にはシャフトサーキットをやってからプレート補強。そこから体幹補強をしました。室内ですから走ることはせずにトレーニングに特化。それもアリだと思います。負荷的にはしっかりとかけられたと思います。チューブを使った補強などもやりました。今までやっていなかった練習ですが継続して取り入れたいと思っています。

雰囲気的にもかなり締まってきた気がします。だからといってピリピリしているわけではありません。「笑うことさえ許されない」部活にはしたくないと思っています。これまでとは異なるスタイルになっているかもしれません。それでも練習はできる。私が中心に練習をやるのではなく選手中心の練習をしていきたいと思っています。

しっかりとやっていきます。応援してください。
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終業式

2016-03-19 | 陸上競技
金曜日、平成27年度の修業式でした。気がつけば1年間が過ぎてしまいました。本当にあれこれあった気がします。今の仕事に就いて14年目が終わりますがうち12回は担任をしています。毎年のことですがクラスの生徒に対しては色々な想いがあります。

転勤しこれまでとは異なる流れ中で1年間を過ごしました。私が担任でこの子達にとってどうだったのか。ここは分かりません。が、私は本当に救われてきたと思います。気分的に嫌になることが何度もありましたがクラスの子達と雑談をしたりワイワイやる中で前向きになれました。

大掃除の時に教室の片付けをしていました。10月に行われた街かどフェスタに関するモノが幾つか出てきました。それを見て「フェスタ楽しかったなー。またこのクラスでやりたい。他のクラスではなくこのクラスで。」と言ってくれる子がいました。これは私としては最高に嬉しいですね。私はフェスタの時に学校にいませんでした。自分たちで乗り切ってくれた感じです。それでと「このクラスでやりたい」と言ってくれる。ありがたいことです。

最後のLHR。話をしました。卒業するわけではありません。前の学校ではクラスはほぼ同じで上がっていきます。が、今の学校では商業科のクラス替えがあります。こればっかりは仕方ありません。学年が上がっても学内では会えますが今のメンバーで教室に座って話をすることはありません。だからこそこの時間というのは貴重だと思います。

色々と考える中でうちの学校を選んでくれました。更には合格した子もいれば残念だった子もいる。そんな中で今のクラスのメンバーが同じクラスになった。同時に私が転勤してきて担任となった。「たまたま」そうなったという話かもしれません。が、私は偶然ではないと思っています。「必然」という言葉があります。出会うべくして出会ったのだと思っています。その出会いには必ず意味があると思っています。関わりの中で何かを感じながら生きていく。ここから見えない「何か」を得ることができていると思います。かけがえのない「出会い」だったと信じています。

また、水曜日の話もしました。私も副担任の先生も子供が高校受験でした。かなりのストレスを感じていました。合格するかどうかというのははっきり言って分かりません。何度も口論になりました(笑)。それでも娘のことは気になります。ここにきて初めて「保護者」としての気持ちが分かります。自分の子供と関わる時間なんて本当に少ししかありません。それでもこんなに心配になる。クラスの子供達の保護者はきっと私以上に子供たちのことを心配しているはずです。喧嘩になったり悪態をついたりするかもしれません。それでも保護者はみんなの事を心配しています。それだけは間違いないと思っています。

この日は1年生の最後の日。家に帰ってから素直に保護者に「1年間が終わった」という報告をして欲しい。それがケジメだと思います。今のみんなの生活を支えてくれているのは他の誰でもない。保護者です。携帯電話の代金の支払いや食事の準備も保護者がやってくれるから学校に通うことができています。そこを忘れて欲しくない。「ありがとう」と素直に一言言えるかどうかです。

私は他の人とは違うかもしれません。こちらが思うこと、感じたことをストレートに話します。それを良しと思わない人もいるでしょう。綺麗事を伝えることが今の私の役割だとは思いません。他の人とは違う。それは私にしかできない関わり方があると思っています。いい加減だと言われるかもしれません。それでも私は私のやり方で生徒と向き合いたいと思っています。それを素直に子供たちに話しました。飾る必要はないですから。

本当にいい生徒に恵まれたと思います。毎回のことですが生徒と副担任に救われています。こういう部分での「運」はかなり良い。人に恵まれるというのは私の最も優れた「才能」だと思っています。この出会いに本当に感謝したい。ありがとう。心から感謝します。

最後に少し写真撮影をして終了。良い笑顔でした。これからまた様々な出会いがあると思います。全ての出会いに意味がある。そう信じて生きていきたいと思います。
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水曜日と木曜日

2016-03-19 | 陸上競技
とりあえずまとめて書いておきます。

水曜日、この日は前も書きましたが合格発表。それに合わせて練習開始を少し遅くしました。9時半スタート。軽く?動いてからそのまま合格発表を見に行きました。うちを受験してくれている生徒に一言でも挨拶を、と。こう見えても比較的礼節を重んじるタイプです(笑)。どれくらい人が来てくれるかは分かりませんがチームとして本格的に始動し始めます。

その後グランドに戻って練習再開。少し走った所で「足が痛い」という者が。少し治療ができるようになっていますから走るのを止めさせて治療へ。他の者はいつも通りの流れて走りました。体調等もありますが走れている者もいれば走れていない者がいます。力は上がってきていると思います。まだまだかなという部分があります。

バトン合わせをさせました。が、渡らない。ここの精度の低さは致命的です。実際にメンバーが固定できていないところが大きな問題なのですが。未だに素人のようなバトンです(笑)。これからはとにかくこの頻度を高めていかなければいけません。大きな目標があります。そこに向かってしっかりとやっていかなければいけないと思います。

この日も何度か話をしていることで指摘することがありました。なかなか厳しいですね。練習をどうすれば良いか。そこに対しての考え方や意識がしっかりとしなければ同じことを繰り返してしまいます。最後は選手自身がどうしたいのか、だと思っています。意識が変わらなければ強くはなれないのです。言われたことの意味を理解してやっていけるかどうか。

木曜日。会議などがあったので前半部分はほとんど練習が見れませんでした。これは仕方ない。どうにもできません。私が練習に行った時にはチューブまで行っていました。メニュー的には少し多めに設定していましたから仕方ない部分だと思います。シーズンに移行する時期ではありますがまだまだ強化期間だと思います。

途中からの練習参加でしたがかなり暑かったですね。いつもこれくらいの温度だったら良いのですが。走る場所に制約があったので短い距離を徹底しました。並走をやってからスタート。最後にタイヤ引きをしました。120mのタイヤをしたかったのですが物理的に厳しい。分割して連続のタイヤ引きにしました。50m→40m→30mで。ほぼ休まず繰り返します。更には待ち時間に簡単な補強。補強をする時間が休憩という感じですね。

私はこの日も治療をしながら練習を見るという感じだったので細かくは見れていません。ある程度は自分達でやっていけるようになってきています。当たり前ですか。何人かが痛みを訴えるようになってきています。練習量の増加はほとんどありません。身体が動き始めているのかもしれないですね。その分ケアに対する意識を持たなければいけません。ダメージが大きくなるという認識を持たないといけません。

かなりの時間やりました。本当に耐えられるようになってきているなと感じています。チームとしての成長は間違いないと思います。私が付きっ切りでいなくてもきちんとできるようになっています。これは当然なのですが。見ていない所で手を抜く&一生懸命にやろうとする選手の邪魔をするというのは絶対に避けなければいけません。チームとしてどうするか、ですから。こちらのスタンスを明確にしておかなければいけないと思っています。例外は認めない。一生懸命にやる選手のためにやっていくというのが大切だと思うからです。

中身はほとんどありませんが、記録として書いておきます。
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練習

2016-03-18 | 陸上競技
あれこれやっているとなかなかblogにたどり着きません。おかしいですね(笑)。昨年の今頃は「転勤「という大きな出来事がありもっとバタバタしていた気がします。片付けとか尋常ではないくらいありましたからね。それから比べると随分楽だと思うんですがそれでもバタバタ。遊んでいるわけではないんですが。

火曜日はトレーニングをしました。色々あって激怒から始まる。大したことでないといえばそうなのですが「礼儀」という部分と「責任」という部分は大切にしなければいけないと思っています。許してはいけないことは許さない。そのスタンスは保ち続けたいと思います。何でもかんでも許すようなスタンスは取りません。気の良いオッさんという感じがあるかもしれませんが、「譲れないもの」があります。そこは徹底したい。

練習としてはシャフトをやってからプレート補強。この日は細かいところをあえて見せんでした。かなり離れたところから様子をみるというレベル。毎回毎回近くでやるほど優しくはありませんから。自分達できちんとやらせないといけない。私が注意したからといって雰囲気が重くなってやるようではダメですね。気持ちの切り替えをきちんとできるようにしたい。

この日は砂場を使ってのジャンプ系の練習を。トレーニングを走りにつなげるためにタイヤ引きをしているのですがその前の段階で色々とやってみるのも面白いかなと。立ち五段と立ち三段をやりました。大したことをやっているわけではありません。が、何故その練習をやるかというのが大切なんだと思っています。単純にジャンプ系をやりたいわけではありません。目的を持ってやっています。

日曜日の夜、諸先輩方からお呼びがかかり食事へ。その時に「何故やるのか説明できる練習をしているかどうか」という話になりました。先輩方は間違いなく覚えていないと思いますが(笑)。とりあえずやるだけの練習というのは避けなければいけない。意味がないという趣旨の話でした。基本的に内容に関しては考えているつもりです。他校がやっているからやるというものはありません。こういう機会があるというのは私にとってはかなり幸せなことだと思います。「俺だったら来ないけどね」と呼び出されたのに言われましたが(笑)

そこの部分を理解しながらやっていく。力の出し方から考えてそのままスタートの動きをやりまひた。タイヤ引きとスタートを組み合わせてですね。何度も何度もやっていくしかありません。本来であれば冬の間に基礎的なことをやっておかなければいけなかったのですが。今後の課題となります。しっかりとやっていきたいと思います。

こちらがイメージする動きを相手にどうイメージさせるか。やっているだけの練習にはしたくありません。スタート局面に関しては私自身まだまだ考えなければいけない部分があります。だからこそきちんとやりたい。

トレーニングからの流れの中でどうやって走りを作るか。ここが一番の課題です。合間に腸腰筋を鍛えながらスイッチングを取り入れる。走るための基礎となる部分がどれだけ身につけられるかですね。やっていれば身につくとは思っていません。意図的にやりたいなと考えています。鍛えるだけではなくそれをいかに使えるようにするか。使えるというのは「走りにつなげる」という意味です。工夫ですね。

時間をかけながら考えていきたいと思います。

とりあえず記録しておきます。また書きます。
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高校受験

2016-03-17 | 陸上競技
少し話が飛びますが。

水曜日、県内の公立高校の合格発表でした。今年はこれまで以上に心痛する時間でしたね。喜びと悲しみが入り混じる日です。これまではどこか「他人事」のように捉えていました。今の仕事を始めてかなりの時間が経過していますが学力検査での合否というのは、その年によって大きく変わります。簡単な年もあれは難しい年もある。それにより得点が随分変わってきます。

今年は長女の高校受験。ついに自分の事として受験がやってきました。尋常ではなくストレス(笑)。これまで極力家族のことは書かないようにしていました。あまりblogの内容に関係ないかなという気がしていたからです。今回はめちゃめちゃ関係しています。合否が気になってblog書く気にならないくらいのレベル(笑)。

最後の最後まで受験高校をどうするか悩んでいました。完全にボーダーなので。どうしても「落ちたらどうしようか」という気持ちになります。大学受験と異なりやはり高校受験は「失敗させたくない」という気持ちになります。失敗する事で学ぶこともかなりたくさんあるのですが。あまりにも怪しいので師匠にお願いして数学の問題集を教えてもらったりしてこちらも準備をしました。といっても仕事もあるし部活もあるのでうちの娘に関わっている時間なんて微々たるものですが。

結果発表。かなり気になっていましたが自分の職場の合格発表もあります。こちらも気になる。推薦で合格している子も結果を見に来るので挨拶はしておきたいなと思いますし。

10時になって発表となる。娘からは連絡なし。ヤキモキしていました。どうなのか?!メールで「あった」とだけ送られてきました。いや、もう少し詳しく教えてよ(笑)。一応電話で確認。さすがに喜んでいました。「疲れたから帰って寝る」とのこと。おいおい(笑)。とりあえず一安心。とはいえ、これからの方が大変です。必死に勉強についていかなければいけません。力の差はあるでしょうから春休みの間に少しでも力を上げておかなければいけません。

そういえば数日前に娘も携帯を待ちました。このblogを読むことはないと思いますがどこかで目につくかもしれません。更には「kanekoの娘」という目で見られるでしょう。かなりやりにくい(笑)。ちなみに私は娘の携帯番号は知りません。今の所必要性がないので(笑)。

同時にうちの学校を進路先として選んでくれた生徒もいます。これまでなら「陸上競技をやるためにhoshoへ」というのはほぼなかったと思います。今年はありがたいことに数名います。推薦ではなく一般入試で受けてくれる子もいました。本当にありがたいことです。それぞれのご家庭で心痛される事もあったと思います。私自身、自分の事として感じて初めて分かることもたくさんありました。

私にできることはうちの学校を選んでくれた選手たちを大切に育てていくことだけ。もちろんこれまでいる選手も大切にします。当然の話です。1年間かけてチーム作りをしてきました。受け入れ態勢はそれなりに出来てきたと思います。これからです。

ひとまず書いておきます。高校受験はしんどいわ~(笑)
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合同練習

2016-03-16 | 陸上競技
日曜日、いろいろな経緯があって合同練習をする事になりました。市内の学校がある専用使用を取ると半額で済むということで1日抑えました。そんなに長くやることはないのですが万が一に備えて。

一応うちの学校が主催ということなので会場準備はこちらでやることにしました。少し早めに集合させてマットなどを準備。夕方から天気が悪くなるということだったので早めに早めにですね。

これまでこのような形の練習はあまりしたことがありませんでした。どこかの学校と一緒にやるというのがあるかないか。今回は複数で。別に私が主催ということはありませんがなんとなく流れで(笑)。私のスタイルとして結構声をかけたいと思うので人数が多くなるとそれが上手くできません。まーこれは仕方ないかなという気がしています。できることはしたいな、と。

短距離&ハードルは私が見ることに。他のパートはそれぞれお願いしました。高跳びに関しては前任校でインターハイに出場した子を呼びました。きちんと理解して指導できるかどうかというのはありますがとにかく跳躍練習をさせたかったので。私が他のパートの練習を見るとなかなか時間を作って跳ぶことができません。ここはお任せ。不器用ですが一生懸命にやります。そこが最大の武器。安定はしていませんが150を超えたようです。ベストタイ(笑)。どうなのかという話ですね。最低でも表彰台。しっかりとやらせたいと思っています。

短距離系はアップで股関節周りを動かす。ハードルを使っての練習です。特別なことはやる気はありません。普通にできることをやれば良いかなと。ハードルの数が微妙でしたがなんとか。普段の練習であればもう説明しないので早く進んでいきます。が、この日はある程度のことをしなければいけません。選手に任せられる部分とこちらで説明しなければいけない部分があります。この辺りは考えながらですね。

多くの選手が久しぶりにタータンで走るということで基礎的な事をやりました。地面から反発をもらうための動き。ジャンプ系です。タータンから上手く反発をもらいながらやっていく。本当は1人ずつ見ていけると良いのですがなかなか(笑)。きっかけになれば良いなという感じでしょうか。

そこからはうちがいつもやるような練習を。繰り返しになりますが特別なことはやりませんし、できません。走りにつなげていくための事を少しずつ積み重ねていければと思っています。壁やハードルを使った練習をひたすらやりました。それだけで2時間近くやったでしょうか。真面目に時間をかけすぎかなという気はしています(笑)。1日練習と決めているからできることではありますが。

午前中の最後はチューブを使っての腿上げとチューブ走。ここもある程度説明をしながらですね。チューブに関してはやっていたら自然にできるようになるという部分もあります。引っ張る強さの関係もありますが。説明をしてもかなり強く引っ張る選手もいます。前に進むための動きをやっているのですが足が後ろで回ってしまう感じになる。これでは意味がなくなってしまいます。合宿などでも気をつけないといけないのがこの辺りなのかなという気はします。

1時間程度の休憩を挟んで午後の練習開始。アップはダイナマックス投げ。ここは完全に選手に任せました。自分達で説明をしながら進めていく。以前「これからは自分達が説明する機会が増える」という話をしていました。今後は新入生が入ってきた時に絶対に必要になります。他者とコミュニケーションを取りながらやっていく感覚を持つ。ここはすごく大切かなと。競技をやることだけを求めてはいません。こういう部分での成長も必要不可欠。

この後は短距離とハードルに分かれて。同時に展開するというのは私が最も苦手とするところ(笑)。隣でやるようにしました。短距離はスキップ走をやってから午前同様チューブ走。ここでかなりの事をやりました。技術的な話になるので同じ事を徹底してもらう。スタートの練習をしたかったのでそのための下準備です。チューブ走やマークを使っての練習。ある程度の指示をして繰り返し。

ハードルはあまり跳んでいないということで基礎的なことから。ドリルの基礎はワンステップハードルをやっておけば対応できると思っています。ドリルがドリルとして存在するのではなく実践的な動きの中で感覚を身につけたいなと。そこを徹底してやってから別の練習を少し。跳ぶことに慣れるという感じでしょうか。その後は5歩→3歩と実際に跳んでいく中で課題を修正。もっと細かく見れると良いのですが。これはまた別の機会かなと。その機会があればですが(笑)。

短距離はスタブロからの出までやりました。なかなかスタートの動きをやるという機会は少ないのかなと。それもあってこちらも配慮しました。かなりの時間やりました。最後にカーブ直線で60mを走って終了。本数的にはそれなりにやりました。まーそこに到達するまでにかなりやっていますから疲れはあると思います。こればっかりは仕方ない。走り込みは各校でやってもらうこととしてこの日は動きや課題克服のための時間としました。

本当はもっと書きたいことがあるのですがとりあえず記録程度に書いておきます。気が向いたらまた詳しく書きます。多分。
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様々な関わり

2016-03-15 | 陸上競技
土曜日、練習は午後からとしました。私は午前中所用により小野田へ。9時から2時間で用事を済ませて食事をして防府へ。かなりギリギリでした(笑)

午後から競技場で練習。本来であればこの日は専用使用が入っているため使えませんでした。が、使用される団体の代表の方に相談させて頂き使えるようになりました。代表の方は私が高校時代からお世話になっている方です。私がH商業に入学した時に弟さんが3年生。一緒にリレー組んでいました。そういう繋がりもあり色々な所で親しくさせていただいていました。

実はTさんは以前から障害者陸上の指導をされていました。年末に「一緒に練習しないか」とお誘いを受けていたのですが都合が合わず見送る事に。今回は同じグランドで練習をさせてもらう中で「障害を持っている方々が競技をさせる姿」を選手に見せたいなと思っていました。日本の文化として「障害を持っている方々」に対する偏見があります。こうみえても大学院の時に何度かボランティアで支援活動をしたことがあります。その中から様々な事を感じる事が出来ました。選手に多くの人に触れ合う機会を持たせたいと思っています。これを機に一緒に練習をする事も出てくると思います。

練習自体はいつも通り。翌日を1日練習としていましたからある程度の練習で終わらせる事にしておきました。とはいってもそれなりに負荷をかけますが。思っていたよりも肌寒く走りにくい状況でした。日差しはそれなりにあったのですが風が冷たい。こちらももう少し工夫する必要があったのかなと思います。

ハードルを使っていつも通りの流れで。特筆するほどの事はやっていません(笑)。膝締めの部分が気になったのでチューブを使っての腿上げを入れました。膝が前まで出てこなければやはり走れません。更にはタイミングの遅れが気になります。こういう事を考え始めるとやる事がたくさん出てきます。ドリルというよりは「補強」というか「感覚作り」というか。こちらがやろうと思っている動きのイメージを作ってもらいたいのですがなかなか上手くいきません。ここは私の説明能力の低さが原因なのだと思います。

腿上げからチューブ走。ひたすら繰り返します。そこから並走。少し走ってからトゥトレ。無理矢理にでも腰を進める状態を作りたかったのですがなかなか上手くいきません。距離が短いのもあるのですがもう少しスピードを維持しなければいけません。オーバースピードトレーニングです。その目的を果たせなければ意味がなくなります。もっとしっかりと走らなけば。課題の克服。ここに力を注ぎたいと思います。

最後にカーブ直線での並走。これはかなり下手でした。まだまだ。今年はまだメンバー固定をしてバトンをやっていません。本来であればそれをやってこの段階である程度のバトンができるようになっていなければいけないのですが。これは色々と考えるところがあります。まだまだ質を上げていかなければいけません。ここがきちんとできるようにならなければシーズンに入った時に戦えなくなります。スピードを出す感覚も大切ですがやはりこうやって基礎的な事を徹底して身につけていかなければいけないと思っています。

3時間程度やって終了。一日中バタバタしていましたから私がお疲れモード。こればっかりは仕方ありません。なんとかやっていきたいなと思います。練習場所を提供してもらえた事に感謝。
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