あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」をみて

2016-01-15 14:14:56 | Weblog


闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.968


 主演のNYの刑事マイケル・ダグラスに高倉健と松田優作、若山富三郎などがからむ日米競演ヤクザ映画であるが、リドリー・スコットの手にかかるとお馴染みの大阪や横浜などのロケ先がどこかブレード・ランナー風の似て非なる奇妙な空間に変わってしまうのが面白いというかおかしい。

 「ブラック・レイン」という題名はヤクザの親分、若山富三郎が少年時代にB29に爆撃されて家族と一緒に防空壕に入り3日後に出てみると黒い雨が降っていた、というエピソードから付けられているが、具体的に原爆について触れている訳ではないので、なにか取ってつけたような感じがする。


  品性のかけらもないキャスターがしたり顔で喋りに喋る 蝶人
コメント
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