闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.975
1966年の英国映画でヘンリー8世(ロバート・ショウ)に斬首されたトーマス・モアが主人公ずら。
「わが命つきるとも」はいい邦題であるとは思うが「わが命尽きるとも」と漢字にしなければ意味が通じないだろう。
チューダー王朝を存続させるために6人の王妃をとっかえひっかえしたヘンリー8世のような好色漢に対して、いくら「筋目」を説いても聞き分けられようもない。
信念を貫き通して毅然として死んでいったモアを(ポール・スコフィールド)が好演している。
ぼうと眺めていても誰も気づかないと思うが、ウルジー枢機卿役にオーソン・ウェルズが出ている。
耕君の区分判定は4なるが5を目指して検査に行きけり 蝶人