西暦2024年師走蝶人映画劇場その3
闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3862~67~71
1)アレッサンドロ・ブラゼッティ監督の「初聖体拝領」
名匠による1950年の抱腹絶倒のドタバタコメデイ。主役のアルド・ファブルッツィこそ元祖「目玉の松ちゃん」ずら。
2)スピルバーグ監督の「戦火の馬」
波乱万丈の嵐の旅路を終えて夕陽の牧場に帰り着いた2011年のサラブレッドだが、少しお涙頂戴の噺を作り過ぎではないか。
3)マシュー・ロビンス監督の「ニューヨーク東8番街の奇跡」
1987年の阿呆莫迦映画。
4)ニコラス・レイ監督の「無法の王者ジェシイ・ジェイムス」
悪漢ロバート・ワグナーが主演する1957年のジェシイ・ジェイムズ伝。さすが名匠らしい演出だ。
5)スティーヴ・コンウェイ監督の「電気工事士」
2019年の英国の優れたインディペンデント映画だが、ラストは理解できない。
車椅子でタクシーに乗りても逗子のフルートコンサートに行くというゴンちゃんのおじさんを見倣え 蝶人