あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

多良久美子著「80歳。いよいよこれから私の人生」を読んで

2024-01-29 10:40:30 | Weblog

 

照る日曇る日 第2012回

 

長崎で被爆し、娘に先立たれ、障碍者の息子と80代の夫を抱えながらも、たくましく元気に生き延びていく女性の、たくさんの写真入りの人世記録なり。

 

9歳年上のユーチューバーの姉も元気に暮らしていて、巻末の姉妹の対談を読んでいると、おらっちもぐあんばらんといかんなあ、という厳粛な気持ちになってきます。

 

「吾輩は桐島聡である」というて死ぬある意味見事な人世だった 蝶人


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高橋源一郎著「一億三千万人... | トップ | 鎌倉雪ノ下2丁目鶯谷の「志一... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事