あまでうす日記

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「ユージン・オーマンディ20世紀音楽を振る」12枚組を聴いて

2016-05-15 09:51:37 | Weblog


音楽千夜一夜 第364回


 カラヤンと並んで録音大好きなオーマンディーは、彼の手兵フィラデルフィア管弦楽団を指揮して、数多くの名曲の名演奏を残したが、この12枚はコロンビアではなく後年のRCAに録れたもの。天下無双のフィラデルフィア・サウンドが心ゆくまで鳴り響いて気持ちがいいことこのうえない。

 収録されているのは、ドビューシー、ラベルから、ホルスト、エルガー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィッチ、ストラビンスキー、バルトーク、コダーイ、ベルク、ウエーベルン、オルフ、アイヴス、シベリウス、ガーシュイン、コープランド、バーバーなど文字通り20世紀の代表的作曲家の一大コンピレーションである。

 んで、12枚全部を聴き終えても、格別どの演奏が優れていたといえないかわりに、どの演奏が詰らなかったかとも言えない、(そこがちょっとカラヤンとは違うところだが)、万人に安心してお薦めできる指揮者であり演奏である。


 
新宿のバー「ペルル」に「丹波高原」の名前で預けたジャック・ダニエル誰かに呑まれてしまったんだろうな 蝶人


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