闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3846~50
1)アキ・カウリスマキ監督の「カラマリ・ユニオン」
まだ見ぬ理想郷エイラを目指して思い思いに旅立つ15人の若者たちの運命を描いた1985年の長編第2作。
2)アキ・カウリスマキ監督の「ハムレット・ゴーズ・ビジネス」
原作を換骨奪胎した1987年のサスペンスもの。
3)アキ・カウリスマキ監督の「ラヴィ・ド・ボエーム」
巴里を舞台にした1992年の白黒映画。画家ロドルフォノの恋人ミミは原作通りに哀しく死んでいくが、音楽は日本語の「雪の降る街を」である。ジャンピエール・レオ、ルイ・マルも出てる。
4)カルロ・リッツアーニ監督の「ホテル」
裕福な人妻コリンヌ・クレリーが、たまたまホテルで隣り合わせた左翼崩れの男によろめいてしまう阿呆らしい1977年の独伊映画。
5)ステファノ・ソッリマ監督の「暗黒街」
大物政治家、娼婦、ヤクザの大親分、法王庁など腐敗堕落したイタリアの暗黒を抉る2015年の政治スキャンダル皆殺し映画。
食べ過ぎると「柿胃石症」になると言われたが我は子規のごと一度に5、6個食いはせぬ 蝶人