原子力発電に頼るエネルギー政策はもうやめましょう

2011-03-31 23:14:20 | 原発問題について
東北、関東を襲ったマグニチュード9の地震、その後の大津波は
震災で被害を受けなかった地域も被災させました。

東京電力の福島原発が津波によって冷却装置が破壊され、放射能汚染が拡大しているからです。
今に至ってもまだ 政府も東電もマスコミも 人体には影響ない 風評に惑わされないように冷静な対応を といっています。
でも、有機栽培の農産物を作って やっと軌道に乗り始めた今 放射能によって土壌が汚染され、作物を作り続けることが出来なくなったことが明らかな今なお 人体に影響ないと言い続けるのだろうかと
不信の念を抱かざるを得ない。

マスコミにも 問題無い 騒がないようにと言う学者ばかり登場させているが 
これが本当に政権から独立した 何物にも支配さてはいけないはずのマスコミの在り方だろうかと疑問に思っている国民は少なくないと思う。

日本共産党の吉井秀勝議員の国会での質問
今の事態を予想して、政府と東電に対策を迫った質疑が 週刊誌などでは大きな話題である。
インターネットの世界でも注目を浴びている。

なぜ、朝のニュース番組で吉井議員を出さないのだろうか

毎日のように 放射能汚染は拡大している。
自治体ぐるみ 市役所や町役場ごと移転をしなければならない事態を自ら報道しながら、やっぱり人体には影響ないという有識者(?)の解説を垂れ流し続けるマスコミの姿勢に 大本営発表はこのようであったのでは との感を強くする。

福島県の共産党県議団も 大津波があれば冷却施設が機能しなくなると対策を求めていたのに 東京電力はこの申し入れを無視した。

原子力発電所は安全だと言う神話にしがみついて結果がこれである。

自治体というコミューンを失うことになったら
原発の事故によってふるさとを追われる人々は
何年たったら故郷に戻れるのだろうか
何年経ったら ふるさとの畑で採れた作物を食べることが出来るのだろうか

都知事選で 共産党前参議院議員の候補が 
「福島原発の問題は電力を使う我が東京の問題である。原発の頼らない、再生可能なエネルギー政策に転換しよう」
と訴えているが、
計画的停電の経験を良いきっかけに そのような方向を本気でめざす時期に来ているのではないだろうか。
地球温暖化で、人類の生命の危機も言いつくされてきた、
今こそ本気で それにとりくむべきである。

しかし、その矛先が国民生活に向かうのは間違っている。
確かに人口増に伴い、電力消費は大きいかもしれない。市s化し、それは日本国人口を総体として数えるからであり、
本当に過剰に電力を消費しているのは何と言っても大企業である。

不夜城の働き方を労働者に求めるのもやめにすれば大きな節電対策になる。

原発に頼り 被ばくの危険をを我が子どもたちと 未来の子どもたちに回すのはやめよう。
世界が向かっている方向 原発政策からの離脱を 私も声を大にして伝えたい