こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

新総裁も新代表も67歳

2024年09月28日 | 日本のこと、世界のこと
昨日、石破茂さんが自民党の新総裁に選出された。
先日立民の代表に選ばれた野田佳彦さんも67歳だそうで、昨夜は”同い年”ということを強調した党首討論が早速開かれていた。
ちなみに、公明党の石井啓一新代表は66歳。
調べてみたら、石破さんが1957年2月4日、野田さんは1957年5月20日、石井さんは1958年3月20日生まれで石破さんが他の二人よりも1学年上ということになる。ちなみに大学は、それぞれ慶應、早稲田、東大。

それにしても、普通だったら定年すぎてのんびりしている歳だろうに、みなさん理想の政治を目指して更なる高みを目指そうというのだから、大したものだ。
田中角栄が総理大臣になったのが54歳ということだから、ひと回りちがう。
肉体的には昔よりも若いから、こういうことになるのだろう。

自民党も立民にしても、”刷新感”が問われたが、”感”だけではダメで、真の刷新は若さだけではダメだったのかもしれない。
私も、老け込むにはまだ早いわけで、国の舵取りは無理にしても病理医としてまだまだ闘志を燃やして理想を目指して、これから前に進まないといけないのだと感じる。
無事これ名馬にて

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大爆発する寸前のような世界情勢

2024年09月26日 | 日本のこと、世界のこと
曇り。
湿度が高いようで、アンとゴミ出しついでに近所を歩いたら少し汗ばんだ。
夜は雨、明日は一日中雨の予報。

BBCの国際放送をチラッとみたら、中東紛争のことを報じていた。
国連総会でも、緊急の会議が開かれるそうだ。
中国も模擬弾頭をつけたICBMを太平洋に向けて発射したという。
さまざまな問題があちこちで噴出し、今や世界は大爆発寸前というように見える。

人々がせっかく築き上げてきたものをなぜわざわざ破壊する必要があるのだろう、瓦礫の山は全く役に立たない。
破壊からは何も生まれないし、命は死んだら永遠に失われ、2度と会うことはできない。

世界の混沌は今にして始まったことではなく、こうなったのはこのせいで、ああなったのはあのせいで、というような説明はもはやできない。
日本もその渦中にいるという覚悟を持っていなくてはならないということだけは確かで、防衛費をなぜ増やさなくてはならないかについても考えなくてはいけない。
議論が必要

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群雄割拠というよりは

2024年08月27日 | 日本のこと、世界のこと
雨音で起きたら外は土砂降り、というよりはバケツをひっくり返したような雨でほんの2、300メートル先も見えないほどだった。
台風10号の進路は、4日前の予想とは異なり、とりあえず西日本に向かい、それから東へと反転して牛歩の歩みで日本を縦断するらしい。
関東地方へは今週末にやってくるらしく、ちょっとしたイベントを抱えている身としては先が思いやられる。

昨晩のNHKで、今年は”選挙の年”だという話があった。
日本では大きな選挙はないが、自民党と立憲民主党で総裁選挙、代表選挙が行われる。
私はどちらにも投票権を持っていないので、関係ないと言えば関係ないのだが、今後の国政選挙に関わってくる問題なので関心はある。
どちらも候補者は乱立気味で、どういうシステムで選ぶのかこっちの方が心配になる。

自民党の方は、知名度の高い人を中心に立候補があったが、派閥解消の影響もあってか、雨後の筍の如く候補者が出てきている。
何れ劣らぬ選挙のプロたちなので素人がその戦略を評価することはできないが、どの人も一長一短でどこまで任せられるのかわからない。
裏金問題に蹴りをつける、ということを公約に掲げた候補者(河野太郎氏)がやっと一人出たが、ぜひこれは争点の一つとしてほしい。
もちろん、ちゃんとやり遂げてくれないといけないが。
あとは、外交問題に強い人(上川陽子氏)というのも大事だろう。

立民の方は、ベテランの再登板。
まあ、枝野幸男氏は60歳(私と同い年!)で、野田佳彦氏も67歳(岸田総理と一緒)だから、まだ老害というわけではないのだが、刷新感はない。
どちらかがなったら、総選挙は戦えるだろうが、自民党を政権から引きずりおろすというところまでちょっと難しそう。
でも、他に誰がいる、ということになると私は知らない。

大きな地震とか台風が来ると、海底の澱んだ水がかき回されて良いという話を聞いたことがある。
来る総選挙に備えて両党とも澱んだ停滞した組織をひっくり返す様なトップを選んでくれることを期待する。
A crowded field in Japanese parties.

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外交とは何かと終戦の日に思う

2024年08月15日 | 日本のこと、世界のこと
台風7号の進路は少し東にずれるみたいだが、明朝に関東地方を直撃することは間違いない。
テレビの概況だと大したことなさそうだが、この天気図の等圧線の混み具合は尋常ではない。
950hPaで来襲されるというのであれば新幹線を止めるのも仕方ない。
今日は8月15日。
終戦は1945年だったので、今年で79年目。
日本人の戦没者は310万人(9割が最後の1年で亡くなったと推測されているそうだ)。
戦争に至った経緯は別として、人と人との間で命を取り合うという行為は正当化されるものではない。
今日まではホームに並ぶ人はほとんどおらず、通勤通学のピリピリした雰囲気はない。
電車を待つ間、空を見ると青い空に白い雲、そして、家並み。
平和で長閑な風景だ。
おそらく、ウクライナにもガザにもこれとは違っても穏やかなそれがあったはずだ。
それなりの防衛力が必要なことは否定できないが、よそへ侵攻していく様な武力を持つこと、そういう考えを持つことはいけない。
あくまでも対話で解決してゆくしかないのだが、過去と他人は変えられないというごとく、他国を変えるというのもずいぶん難しい話だ。

そのために、自らの国を良くして、信用を得ることしかできることはないかもしれない。

岸田首相が9月の自民党総裁選には出馬しないと、退陣を表明した。
外交手腕には定評があり、この任期中も無難にこなすことができたと思える。
やっと最近、外務大臣のイメージから総理大臣のイメージに変わってきたが、政治と金の問題の責任は総裁として負わざるをえまい。

戦争を始める、終わらせる、やめさせるというのはとても難しいことで、そのためには高度な外交手腕が要求される。
可能であれば、岸田首相にはウクライナ、ガザ地区問題に関してある程度の日本からのメッセージを発信してもらえたらと思う。

平和に感謝する

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あってはならないことがまたおきた

2024年07月14日 | 日本のこと、世界のこと
梅雨明けも近づいてきて、松山城の一部で崖崩れがあった。
父が松山の出身で、城山には何度か行ったことがあり、どこで起きたのかまではわからない。
そういえば、道後温泉が5年半ぶりに再開したということもあるのに、とても残念だ。

トランプ元大統領が狙撃された。
銃弾は耳を掠め、かろうじて一命を取り留めた。
どんな主義主張、生活態度、言動であろうが暴力によって存在を抑えるということは絶対にあってはならない。
私たち日本人は元首相をテロで失っており、その思いは一層強くあるべきだ。

その時、私が専制主義国家の元首が邪魔に感じたことがなかったか思った。
民主主義の国でないのだからいいというわけではない。
それでも、と考えると思いは複雑だ。
暑さは一服

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旧優生保護法「違憲」判決報道にふれて

2024年07月04日 | 日本のこと、世界のこと
朝から暑い。
風邪からの回復度合いは70%前後といったところ。
仕事をまともにするにはほぼ十分だが最高のパフォーマンスを発揮するにはあと、10%ぐらいの上乗せが必要だ。
それは今日の大谷翔平のホームランにお願いしよう。

昨日、旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたことが憲法違反であったとする判決が、最高裁大法廷で下された。
憲法13条と憲法14条第一項に反するとのことで、おりしもNHKの連続テレビドラマ”虎に翼”で法律家がヒロインとなっていることもあり、私も判決文の要旨に目を通した。

風邪で理解力の衰えている私の脳で理解するには少々難しい内容だったが、概ね納得できるものだった。
優生思想というものはそもそも法のもとでの平等に反するものであって、肯定されてはいけない。
そもそも何を持って”優生”というかなど誰にも決めることはできないのだから、憲法にそう謳ってあるからにはそれに反することをしてはいけない。

人間、というか生物は生まれつき不平等な状態に置かれている。
何が良いか何が悪いかもわからないで生まれてきているし、悪性腫瘍の起こりやすい遺伝子を持って生まれてきた人すらいる。
そのあたりのことを考えると優生思想などというものはあってはならないことで、それぞれの人がそれぞれの自己決定権を持つべきだ。

今の高度に文明化、機械化された社会が優れているわけではないし、それらにアジャストして生きることのできる人が優れた人ではない。
人類が進んできた道の到達点にしか過ぎない今の世に生きる私たちは、時々立ち止まって検証する必要がある。
それが今回の判決である様な気がする。
で、私はなにをすべきか考える

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不公平だというかもしれないが、不公平をやってきたのだから仕方がない

2024年06月13日 | 日本のこと、世界のこと
曇り、湿度も少し高い。
あちこちから30度越えの知らせが届くようになり、まだ6月半ばというのに、これではかつての7月ではないかと錯覚してしまう。
昨日、今日、二日続けて人身事故で首都圏のJR線は大混乱となってしまった。
人身事故を抑えるにはホームドアの設置が有効だから、一刻も早く設置して欲しい。

ジェンダー・ギャップ指数(GGI)2024というのが発表された。
日本は146か国中118位で、韓国(94位)、中国(106位)よりも低い。
教育、健康、経済参画、政治参画の4項目からなり、教育、健康は世界トップクラスだが、経済は128位、政治は113位。
テレビ画面に出てくる政治家は与野党とも男ばかり、この前映っていた女性問題の会合に、女性は2、3人しかいなかった。
これじゃあどうしようもない。

いま、なぜこんな国になってしまったのかを考えると、やはり、政治、経済の世界での男性優位社会が原因だと思う。
世襲が多いため、女性が入り込めないというのもあるのかもしれないが、GGI世界トップのアイスランドの世襲議員数は日本よりも多いそうで、そればかりが原因ではないようだ。
とにかく、政治、経済の分野における男女比を均等にしなくてはなるまい。
具体的にはクォーター制を導入することしかないだろう。
それを不公平だというかもしれないが、不公平をやってきたのだから、それを公平に戻すためには致し方ない。

なんでもかんでも政治家が悪いというつもりはないが、ここまでにしてしまった今の政治家たちに、このまま利権を吸い続けさせておくわけにもいかない。
他人(ひと)ごとなんだろう

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日本人はなぜ、外国人を受け入れることができないのか。

2024年06月05日 | 日本のこと、世界のこと
湿度の低い爽やかな朝。
今週いっぱいこんな感じらしく、嬉しい。

入管難民法改正案というのが審議中で、改正案では「入管難民法の義務を順守しない」「故意に税や社会保険料を滞納する」「罪を犯し拘禁刑を受ける」のいずれかに該当した場合、永住許可の取り消しが可能になるそうで、一部の在日外国人の間に不安が広がっているらしい。

NHKのニュースでは、在留外国人が住まいを見つけることがなかなか難しいということを特集していた。
確かに、娘たち夫婦も婿がギリシャ人と言うことで何軒か断られたようだった。
ちゃんとした仕事も収入もあるのにそれでは、いったい外国人はどうしたら日本に住めるのだろうかと考えてしまう。
仕事の上でも風習が異なるので、困ることも多いようだ。

日本語の壁は高く、障壁となっている。
言葉以外にもいろいろ”区別”するサインがたくさんある。

アメリカだったら、英語さえできたら他のことは関係ない。
ヨーロッパでもそれぞれの場所での言葉が通じたらなんとかなるのではないか。

日本人はなぜ、外国人を受け入れることができないのか。
受け入れようと努力する前に、なぜそうなのかを考えてみる必要がある。
それには、日本で暮らす外国人の立場に立って、その思いを考えなくてはなるまい。
それとも、”郷に入れば郷に従え”なのだからと突き放すべきか。

その時、日本は今、国力の衰え、少子高齢化に直面していることを忘れてはならない。
維持か、縮小か、拡大は無い

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外国人による評価を気にするよりも自らをなんとかしないと

2024年05月15日 | 日本のこと、世界のこと
昨日同様の爽やかな朝。
そよ風とウグイスの声が心地よい。

昨日は首都高で大事故が二件もあった。
どちらも馴染みのある路線なのでショックが大きい。
先日もトラックが乗用車を押し潰すような事故がどこかであった。
ドライバーの働き方に問題があるのか、資質に問題があるのか、それとも両方なのか。

最近のインバウンド熱の盛り上がりに対して、今度は


などという記事が出てきて驚いた。
日本は安全すぎるとか、日本式企業体質、依然としてある外国人差別のこととかが挙がっていたが、そんなことは当の日本人がよくわかっている。
そもそも、いったいいつまで外国人による評価を気にしていなくてはならないのだろう。

日本が落ち目の一方なのは、連日報道されている政治の怠慢が何よりなのに、そのことには目を向けようとはしないでいる。
庶民の生きる、”外”の世界を知らない2世議員が跋扈する今の日本政界が健全なものとはとても思えない。
今の政治は地盤、看板がレガシーとなり、政治家はそれを継承させることに汲々としているようにしか見えない。
政治資金パーティー券の購入者の名前20万にするとか10万にするとかで揉めているが、1万円以上は名前を公表するべきだと思う。
政治参加への自由、プライバシーの問題があるのかも知れないが、今度の不正キックバックは脱税でもあり、抜け道を潰すべきなのは自民党自身だ。
そもそもこのことが政治の空白を産んでいるという意識はあるのだろうか。

かつて外圧外交という言葉があったが、今だって自浄作用はなく、国内利権の保護ばかりしていて、日本はどんどん凋落してきた。
新しい総理大臣が立つたびに期待を膨らませるが、それはその都度潰された。
岸田総理にはまだ一縷の望みを持っているが、あとどれほどもつだろう。

話を戻すと、今のインバウンド景気をどうやって次の展開に結びつけて行くかを考えるべきなときだ。
古くからの建造物、文化的遺産をどう保護して行くか。
安全、安心、をどう確保して行くか。
古い街並み、邸宅がどんどん失われてゆくのを見ると、どうしたってそういうことのための施策が行われているとは思えない。

日本人が日本人としての誇りと自覚を持ち続けて欲しいところだが、どうもそのアイデンティティが失われつつあるように思える。
パリのようにはいかないか

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There is no rain that does not stop.

2024年05月13日 | 日本のこと、世界のこと
大嵐。
ベランダに出していた観葉植物と紫陽花が倒されていたが、観葉植物(プルメリアとゴムの木)は起こしてもまた倒れてしまうだろうからそのままにしておいた。
雨は1日降って、明日には天候は回復するそうだ。
止まない雨はない。

ウクライナではロシアが攻勢を強めているというし、ガザでは100万人が身を寄せている南部の都市へ、イスラエル軍が攻撃を準備しているという。
日本人のほとんどはそれぞれの地域の、地政学的、民族的、宗教的問題についてあれこれ言う立場にはなく、ただただ毎朝毎晩多くの人が殺されているという事実を突きつけられている。

平和を享受する一方で、国内の状況はぐだぐだだ。
自民党政治家主導の倫理観の消失が蔓延しているとしか思えないような事件・犯罪が連日報道され、毎日誰かがどこかで殺され、騙されている。
それにしてもこの期に及んで、政治と金の問題で、なぜ自民党は野党案に合意しないのだろう。
国民が舐められているとしか言いようがないし、政治家という職業を貶めているとも言える。
使徒が不明だったら裏社会に金が渡っている可能性だってある。

日本の一般民衆がダメなのではなく、その日本人を引っ張ってゆく立場にあるリーダーたちがダメなのだということをしっかり認識しておく必要がある。
政治家の汚職はあって当たり前、だからこそそれを防ぐ二重三重の対策を立てておく必要があるのだが、それをしようとしない。
そんなんだから、政治に失望し、投票率も低く、政治家はやりたい放題となる。
そんな気がして、とても残念だ。
悪い事はしない

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1ドル160円時代にみる日本の栄枯盛衰

2024年04月30日 | 日本のこと、世界のこと
今日と明日は天気はあまり良くないが、仕事なのであまり関係ない。
電車は学生も勤め人も普段と変わらず多くて案外混んでいた。
今回も”間の3日を休めば10連休”とかいうことをテレビでいっていたが、どんな人がそんな休み方をできるのだろうかといつも思っていたが、今年はどんな人が休めたのだろうか。

昨日、1ドル160円まで円安が進んだそうだ。
財務官という人が介入の有無についてなどのインタビューを受けていたが、そもそもなんで休みの日に背広で出勤しているのだろうかと思った。
円安が緊迫しており、対応には一刻の猶予もないということで、覆面介入だろうが何だろうがなにかのアクションがあったことは素人目にもわかる。
かつての日本は”ドルを買い支え”ることもあったのに、今や円には誰も目を向けてくれない。

物心ついた時には1ドル360円、それが270円になり、その後は変動相場となり、一時は90円を超える円高となったが、いまやその価値がかつての半額となっている。
それはこの国の国力の低下のせいなのか、周りの国が金持ちになったせいなのかわからないが、お金の価値など常に変動するものかもしれないが、それにしても栄枯盛衰を感じてしまう。

そういえば、最近、中国の動静があまり聞こえてこないが、軍事力の増強は活発な様だが、国際社会でのプレゼンスは大したものはなさそう。
ロシアもウクライナに仕掛けた戦争で疲弊しているはずだ。
それぞれいい時期もあったのに、それを維持できないのは、それぞれの栄華には何らかの不都合が内包されているということなのか。

日本が失った30年は一体何が原因だったのか。
諸外国との競争に負けたというのが一番大きな敗因のような気がするが、その間に得たものは何があったのだろうか。
このままジリ貧が続いては元気も出ない。
覆面介入とはいかに

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”女は三界に家なし ?  (はて)”について考える

2024年04月17日 | 日本のこと、世界のこと
空模様が春らしく移り変わる。
生垣のクレマチスはいつの間にか終わって、いよいよモッコウバラが咲き出した。
この家に越してきてから妻が丹精して作ってきたが、素人仕事にしては大したものだ。

今回の連ドラ(虎に翼)では昭和初期の女性の生きにくさが描かれている。
今週の題は、”女は三界に家なし?”、女は、幼少のときは親に従い、嫁に行っては夫に従い、老いては子に従わなければならないものであるから、この広い世界(三界)で、どこにも安住できるところがない。という意味。

実際、妻のことを見ていると、朝から晩までよく働いてくれていて頭がさがる。
私は仕事があるからと”外の世界”との接触を持っていられるが、”仕事時間”だけ仕事をしていたらある意味それで許されてしまう。
でも、主婦である妻は違う。
朝起きた時から、夜寝るまで、家の細々したことにあれこれ目を配り、子供でもいたらその養育の大半を担うことになる。
男だってもっとやったらいい、という言い分もあるだろうが、少なくとも私と妻とではその(家事)能力が段違いだ。
仕事をしてもいろいろの能力を発揮できたと思われるが、それはしていないのでわからない。

いずれにせよ、”働く夫のための後方支援”という”仕事が不要になればそこから退役したくなる人がいてもおかしくない。
妻がどう考えているかわからないが、まあ一人で犬を飼おうとは思っていないだろうとたかを括っている。

少子化の原因の一つは婚姻率の低さだが、とくに一生結婚するつもりのない女性の割合が伸びているそうだ。
たしかに、幼少時の親、嫁に行っての夫、老いては子のうち、夫と子のない暮らしをしたいと思うのは当然だ。
結婚相手に稼ぎがあるから籠の鳥になってもいいということではない。

連続テレビドラマの主人公は結婚から逃れるため、と同時に女性の権利を守ろうと法曹家を目指す(とおもわれる)。
今、医学部に進学する女性が増えていて、男女比はほぼ同じだろう。
女性が増えると外科系の医者が減るというが、それは労働環境が悪いから減るのであって、まともな時間に働ける様にしたらそんなことはない。
医師の働き方改革が進めばそんな当たり前のことが進む様に思われる。

今は、日本における歪んだ労働環境が女性にとって生きにくい社会をつくり、さらには国自体を危機的な人口減少局面に追い込んでしまったということを、理解し改めるラストチャンスの様に思う。
落とし所はどこに

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政治家になる資格とはなんなのか?

2024年04月05日 | 日本のこと、世界のこと
花曇り。
今年のお花見は散々なことになりそうで、とても残念。
それでも20時過ぎでも多くの人が夜桜を楽しんでいた。
おととい、静岡県の川勝知事という人が辞意を表明して、6月に辞めるそうだ。
辞める理由はリニアの着工を遅らせることに成功したからのようだが、それよりも県民(のみならず国民)が怒っているのは、職業差別発言だ。
誰かを持ち上げるために誰かを貶める、という話し方が悪いとは悪いとは言えないが、それは個人的な会話のレベルであって、その身分肩書きで話すことはオフレコでも許されない。
それどころか職場でそんなんことを口にしただけで、パワハラセクハラとして訴えられる。
ああいう、舌禍を過去にも引き起こしたことのある人に県知事という重責を与えた静岡県民というのはいったいどういう人たちなのだろうか。
それとも、他にまともな人が立候補していなかったのだろうか。
結果を見ると単なる派閥間の権力闘争にしか見えないし、そもそもこの人たちのやったことは脱税でもあって、こんな数百〜数千万を懐に入れていたことについて、国税は一体何をやっているのだろうかとも思う。
この人たちのほとんどは次の選挙でまた当選してしまうのだろうが、それでいいのか、この人たちに政治家としての資格はあるのだろうか。
選ぶ方も選ぶ方だが、仮に私の応援している政治家がこの中に含まれていたら、出直してくれと願って次も投票するだろうか。
政治家にも政治家になる資格というのがあるはずだ。
その資格の一つが清廉潔白さであることは言うまでもないのだが、それがたとえ政治不信に繋がっているとしても、彼らにとってそんなことは全く意味のないことなのだろう。
私たちにだって彼らを政治家にした、そして続けさせた責任がある。
稼げるうちに稼ぐ

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裏金にしても統一教会問題にしても

2024年02月28日 | 日本のこと、世界のこと
いつもより1時間ほど早く起きたら、ドジャース大谷翔平のオープン戦初戦を観たら故障前と変わらない完璧なホームラン、今シーズンが今から楽しみ。
少しずつ気温は上がってきているようで、寒さで頭痛がするようなことはなくなった。
まだ水曜日、というかもう水曜日、うかうかしていると今週も終わってしまう。
年度末というのは、年末以上に仕事の終わりが厳しくなる。
これは役所仕事に合わせるからで、患者さんはもちろん、研究とかそういったものもそんなタイムスケジュールでは動いてくれないのに厳しいものがある。
とはいえ、どこかで区切りをつけなくてはならないというのも事実であって、痛し痒しだ。

自民党の裏金問題は、なんとかうやむやにしようとする政治家とこれを明らかにしなくてはならないと頑張っている政治家のせめぎ合いがあるようで、政治倫理審査会自体が開催されないでいる。
全てを白日のものとに曝け出す以外に挽回のチャンスがないということがわかっていないようで、愚かとしか言いようがない。
次の選挙まで隠し通したらなんとかなるだろうと、たかを括っているのだろうが、それらの選挙区の選挙民も舐められたものだが、所詮そんな程度なのだろう。

プーチン大統領は、政敵を排除した上で、次の選挙での圧勝を演出したいらしい。
実際、プーチン支持者は少なくないようだが、反プーチンはプーチン以外の人に投票することで意思を表明するべきだろう。
それは日本の選挙でも同じで、もはや自民一党独裁という時代に終止符を打たなくてはならないのではないか。
日米安保は堅持するという確証さえあれば野党だって支持していいのではないか。

野党議員が増えたら増えたで、不祥事も増えるだろうが、もはや自民党に自浄作用を期待するのはできない状況では、致し方ないように思う。
とはいえ、今の代議士の任期満了は令和7年の10月。
今はまだ令和6年の2月で、あと1年半もあったら飽きっぽい日本人のことだ、多くの人は統一教会のことも、裏金のこともすっかり忘れてしまていることだろう。
大量の不祥事が大量すぎて何が何だか分かりにくくなってきているというのはどうにかならないか。
株価の上昇も政治のおかげではなさそうだし

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戦争が終わらないままに2年

2024年02月24日 | 日本のこと、世界のこと
真冬の寒さが続いている。
ウクライナへのロシアの侵攻から2年、かの地の寒さは日本どころではない。

あの日のエントリーで、私はプーチン大統領によるウクライナの陵辱であること、中国が何もしないことへの失望、そして民主主義国家群による経済制裁の必要性などを書いた。
これまでに、ウクライナのみならず、ロシアでも数多くの人の命が失われているが平和への進展はない。
夜、ウクライナの人が身を寄せている施設の近くを車で走っていたら、それらしき人が表に立っていた。
節目の日に何を思っているのだろうか、その立ち姿から気持ちはうかがいしれなかったが、自分がその立場にあったとしたらと考えるといたたまれない気持ちになる。
プーチンは一体いいつまで戦争を続ける気なのだろう。
早くやめてくれないか。
ウクライナ7万人・ロシア35万人

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