こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

新年度の仕事始めは坂本龍一さんの訃報とともに

2023年04月03日 | 生き方について考える
新年度最初の日は、YMO(イエローマジックオーケストラ)の坂本龍一さんががんのため亡くなったという訃報とともに始まった。
71歳はまだまだ若く、残念だ。

中学・高校時代、テクノポップという新しいジャンルの音楽に接し衝撃を受けた私は熱心なファンとしてアルバムを買い集め、時間があれば聴いていた。
YMOという偉大な音楽グループが現れ、それが消えていくのを見ることになるとはあの頃は微塵も思っていなかった。
命というか形あるものの儚さ、そしてそれがあるということの貴重さというものをしっかり自覚して生きる必要がある。

NHKニュースでは訃報の最後に、坂本さんが好んでいた言葉として

 芸術は長く人生は短し
(すぐれた芸術作品は作者が死んだのちも長く残る)

を紹介していた。
彼が生み出した名曲の数々はこの先もずっと残っていくに違いない。
年末に園芸店の球根掴み取りで取ったチューリップとフリージアを一つの鉢に植え込んでいた鉢があり、チューリップがひとしきり終わったら、入れ替わるように新たにフリージアが咲き出した。
主役交代という感じだが、日本の社会も今日から新しい年度が始まる。

わが、〇〇医療センター病理診断科も2人の臨床検査技師が入れ替わる。
息子は半年間の出張を終え、以前勤務していた病院に戻るが、嫁は入れ替わるように産休で休んでいた地方出張に戻る。
乳飲子を抱えているので、ちょっと心配なのと同時に、女性のキャリア形成の難しさを目の当たりにして気の毒だ。
今日からスタートするこども家庭庁の活躍に期待したい。
娘も転勤で、新勤務地は少し遠くなる。
もうしばらく実家暮らしが続くようで、通勤は頑張らないとならないだろう。

新という字は”神により選ばれた特別な木を新しく切り出す”という意味があるそうで、ただ単に、時間が過ぎ次が来るのを待つというわけではなく、人間自らが手を動かすということが含まれている。

せっかくの命ある時間、ただ生きながらえるためだけに過ごすのではなく、私のために新たに選ばれた木はどれか、すなわち私の新たな使命が何であるかを考え、心機一転その達成のために行動したい。
自分の頭で考える

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