夢を持ちたい
そんなことをもうすぐ還暦のおっさんが言ってもねごとにきこえてしまうかもしれないが、このところ何か夢をもちたいと考えている。
そもそも、夢を持とうと意識したのは、9年前、仲の良かった病理医に勧められたことがきっかけだったが(夢を持ち、夢に向かって進め 2013年6月22日)、夢を持つのは難しく、やがて忘れてしまったり、そのことをたまに思い出したりでやってきて、この間、また思い出した。
本を読んでみたが、少し若い人へ向けたもので、すぐに夢を持てるというようなものではなかった。
私に夢はあったのか
そもそもこれまでの私に夢はあったのか。そして、その夢はもはや叶えることはできないのか。
若い頃は就きたい職業、というのがいくつもあって、それが夢といえばそうだったのかもしれないが、今思い返すとそれは自己実現のための一つの手段だったかもしれないが、夢というものとは若干異なったものだったような気がする。
外交官、商社マン、政治家、小説家になりたいと思ったことがあったが、結局医学部に入ってしまった。
学生時代には小児科医、精神科医、産科医、外科医を考えたが、急転直下病理医になった。
ちなみに、成績が振るわなかった時は、医者になるのはやめてホストになろうと思ったこともあった。
ただ、どれか別の職業に就いてたとしても、やっぱり今頃、夢を持ちたい、なんて言っていたかもしれない。
職業と夢は同じものではない
いい職に就いたからといってそれだけでは幸せになったとはいえない。
その職にあって、理想とするものを実現するのが夢の実現だ。
だから、職業の有無も関係ないわけで、夢は、今ある自分の状態から考えることができるものだ。
夢とは言葉にできないもの
では、自分の夢とは何かをを考えた時、それはなんだろう。
金銭的に満たされること、名声を得ることとかではない。
それらの夢は職業と同じで、なにかにしたことにくっついてくることだ。
とすれば、夢とは言葉にできたらそれは夢ではない、なぜなら言葉にできることは、(お金などの)何かに変換できるからだ。
私が夢を持てないというのは、何かに満たされているとかそういうものではなく、もっと具体的な言葉として表現できないなにものかだからかもしれない。
それでも夢を諦めない
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自分の夢を言葉で表現できたらいいとはわかっています。
そうしたら、プロの文筆家になれるかもしれませんね。
コロ健さんが夢を見つけられるといいなと思います。
言葉で(頭で)夢を作るのではない、ということですよね、コロ健さんが感じてらっしゃるのは。
でもいつかコロ健さんが見つけた夢を、
言葉で聞かせてくれるのを聞きたいな、と思います。
どんな結論が生まれるのでしょう。
楽しみにしています。