
朝から蒸し暑い。
出かける時分には湿度はとっくに70%を超えていて通勤電車の中の涼が嬉しい。
前線の北と南の高気圧が早く一つになってくれたら、豪雨も雲散霧消となるのになどと素人考えをしてみるが、さていざ太平洋高気圧が出張ってきたらどうなるだろう。
所詮天気は神様のきめること、人間風情にできることは、新型コロナ対策を忘れずに熱中症にならないこと。
昨日から、脇の下や股関節を冷やせるよう、保冷剤を持って出かけるようになった。

NHKニュースを視ていたら、白血病と闘っている10歳の少年が、千葉ロッテマリーンズに入団したという話を報じていた。
小児周産期医療に携わるものとして、大変興味深い内容だった。
とくに、弟を白血病で亡くしたという選手の思いはしみじみと聞かせてもらった。

先日、妻の友人から、夫がALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したというメールがきた(ALSとは)。
私も知っている仲の良いご夫婦で、コロナ禍以降連絡がなく、どうしているかな?などと時折、妻と話していたが、まさかそんなことだったとは驚いた。
難病の患者さんやその家族を支援するための財団を設立し、クラウドファンディングでその資金を募るという(余命宣告を受けて。|難病患者やその家族を支え続ける、財団設立へ)。
ご興味を持たれた方は、ぜひご一読ください。

私の目には、自らの病気を受け入れそれをカミングアウトする千葉ロッテに入団した少年も、ALSを発症した畠中さんも、病気というつらい状況をポジティブな行動へと変容させようとすることは、大変なパワーであり、さらにはそれを自身の強みとしようしているかのように映る。
そこには年齢とか、社会的地位とかは関係なく、一つの命を与えられた一人の人間しかない。
世の中にはさまざまな病気や障害を持つ人がいる。
そもそも、それらを病気とか障害、という言葉で区別する必要があるのかというのは、もうずっと前から考えていることで、では、一人で生きることのできない生まれたばかりの赤ん坊や年老い衰えた老人は一体どういう存在だと定義したらいいのだろう。
生命とは、というような難しいことをこんな短文で語ることは到底できることではないが、それは一体何なのかということを自問しながら生きることで、自分の、そして自分と共に生きる人の生が豊かになるのではないかと思う。
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申し訳ありませんが、私は貴方のおっしゃる当事者には相当しないので、お返事は差し控えさせていただきます。