こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

国際女性デーに考える少子化対策

2023年03月08日 | 愛と女性とジェンダーと
今日は国際女性デー( International Women's Day )。

残念ながら私はこの日を忘れていて、妻が昨日作ったミモザのリースを門扉に飾っているのをみて、
 
  いいじゃない

と言ったら、

  今日は何の日か知っている?

と聞かれ、
 
  うーん・・・

  今日は国際女性デー、 ミモザの日よ

  ああ、そういえば

と、思い出されられた。

2022年の日本の出生数が80万人を切った。
団塊の世代の四分の一以下、私の世代の半分。
少子化は急激な勢いで進んでいる。


結婚というものの魅力はもはや消失しており、結婚しない人が増えているから子供も生まれない。
なぜ結婚というものの魅力が消失したかといえば、女性の社会進出により、女性の経済的自立が進んだからだ。
生活の糧を得るために外界に出ていくことに平和な都市生活で危険はない。
女性が男性に頼る必要がないということは女性が自由を得るということであり、男性にとっても経済的に依存されないという点で助かる。

だが、それまで。
仕事を持ちながら子供を育てるということは容易ではなく、共働きであれば夫の子育て参加も不可欠となる。
そんなことで子供を持つことを負担に感じるぐらいなら、結婚せず、子供も持たないという選択をする人がいるのは男女に限らない。

私がここで少子化の原因分析を知ろうと考えで行っても仕方がないが、政府が今言っている”異次元の少子化対策”とはいったいどのようなものになるだろう。
少なくとも、子供が成人になるまでにかかる全費用を国民全体で肩代わりするぐらい出さなくてはならないのではないか。
出産費用はもとより保育園代、最低限の大学卒業までの教育費の負担(少なくとも全て公立学校だとした場合の学費および学用品費)、小学校から高校までの給食費(=昼食代)などが担保されたら若い夫婦は随分安心して子供を持つことができるだろう。

世の中、お金は大切だ。
働き手となる若い人が増えなくては国の金は増えない。
このまま、手をこまねいて少子化を放置するのであれば、今度はその人口に応じた社会を構築するというのもいいのではないだろうか。
口で言うのは簡単だが

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