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こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

上手く年老い上手く死ぬにはどうしたら

2023年05月02日 | 生き方について考える
少しひんやりしたとても爽やかな朝。
こんな天気がずっと続いてくれたらいいのにと思うが、曇りも雨も大地には必要、都合のいいことばかり考えていてはいけない。
ヴェランダに置いた巣箱に2年目にしてやっとシジュウカラが住んでくれた。
2、3日前にヒナが生まれたようで、親鳥がせっせと餌を運んでいる。
親鳥は、人の姿が見えると電線の上でじっと待っていて、一瞬目を離した隙に巣に飛び込む。
その都度、ヒナの可愛い声が聞こえてきて親子というものに、鳥も人もない。

天気が崩れるかもしれないという連休後半だったが、私の願いが空の神様に通じたのか、スパコンの計算をも狂わせ、3日4日5日、ひょっとすると関東地方は6日も晴天に恵まれそうだとのこと。
すでに休みに入っている人はたくさんいるようで、電車は昨日よりさらにガラガラ、私もこんな気分のいい日なら、職場のある駅を乗り過ごし、仕事とは無縁そうなハイキングの格好をした人たちについて、そのまま郊外の山まで行ってしまいたくなった。

そんなわけで最近、どうも仕事への熱意が足りない。
これが気力の減退なのだろうし、それこそ老化の一つの表現型だから仕方がないのだが、こうして歳をとっていくことを次々と実感させられるようになり、ちょっと気が滅入る。
このまえどこかで、終活は早めにというのを読んだ。
たしかに、還暦ともなればいつ病を得て死んでしまうかなんてわかりはしないので、いつ死んでもいいように準備を始めなくてはならない。
せっせと働き、子育てに精を出し、やっと独立してくれるというところで、もう”おしまい”の準備かと思うとなんともやるせないが、人の一生なんて所詮こんなものなのだろう。

死んでいくのに上手い下手があるのかどうかはわからない。
重い病気にかかって死ぬか、認知症でもやがかかったような世界の中で死ぬか、災害か交通事故かで死ぬか、自分の最期などわかりはしないが、死ぬ時に自分の人生は良かったと思って死にたい。
そうなるにはどうしたらいいか、まずはそのことを考えながら過ごしたい。
まずは過去の精算か

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