こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ダメな時はダメ、あきらめが肝心

2018年10月01日 | 自然災害・事故・感染症

台風一過、わが家の被害は、コナラを支えていた竹の支柱が折れてしまったのと、園芸道具を入れるボックス付きの室外機カバーが倒れてしまい、屋根に伏せておいてあった植木鉢が割れてしまったのと中のものが全部外に出てしまったということぐらいで済んだ。

あちらこちらで倒木だの看板が飛んだのの報道を見聞きすると、夜中のうちに大きな被害に見舞われなかったのは本当に幸運だったと思う。

逗子がひどい停電になっている影響があるらしく、横須賀線のうち大船から先が動いていない。私の住む鎌倉にも横須賀線はやってこない。都内に入ってさえしまえば乗り継ぎの私鉄は動いているからなんとかしたいと思うのだけど、周囲の交通状況も不明で、どうしようもない。動き出してから2、3本目の電車にでも乗ったらちょうどいいだろうと自宅待機。

テレビで台風情報をぼんやり見ていても仕方がないので、庭木や車についた塩水を流し、ベランダの掃き掃除などをしていたが、あまりの日差しと久しぶりの暑さで熱中症のようになってしまい頭が痛くなった。

そうこうするうちに大船東京間は動いているいうことで、バスで大船まで出て、東海道か横須賀線のどちらかに乗っていこうと思ったら小袋谷は大渋滞。これから江ノ電周り(鎌倉→江ノ電で江ノ島→モノレールで大船)というのも大変そう。ナイトが化学療法後1回目の受診なので、戸塚まで小袋谷を迂回して車で妻に送ってもらうことにした。朝比奈峠を越えたところで、京急本線が動いていることに気がついて京急の駅まで行ったら倒木で動いていないという。結局諦めてナイトの掛かりつけの動物病院の近くの駅まで行った。幸い、横須賀線も東海道も動いていて、出勤は無事できた。

昨晩、JR東日本が近郊線を大々的に運休にしてくれたのは良かった(JR首都圏在来線は午後8時からすべて運休 2018年09月30日 )。ダメな時はダメ、無理をしても仕方がないということを思い知らさせたような気がする。仕事に行ける人は行くし、行きたくても行けない人は行かない。

テレビでは新宿駅に人が溢れている映像が流されていたけど、こんな時は少しのんびりしていってもいいのじゃないかなと思った。まあ、私と同じ列車に乗っていた人たちは、そう考えている人が多いのではないかと思った。

帰りも同じような状態でいたら、京大の本所先生がノーベル賞医学・生理学賞を受賞したとのニュースを知り、元気が出た。

焦ったところで着く時間はたいして変わらない。

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