きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

舞踊の会に向けて、着付け用具の点検③

2018-06-17 20:36:03 | 舞踊の着付け

糸巻器でボビンに糸を巻き、準備万端
糸は市販の厚紙に巻いたものでは使えないために、ボビンに巻きかえるための糸巻き器を作りました。
工作用の多段ギアミニモーターを使い、回転を自由に変えないとうまく巻けないので、モーターの速度調整をしました。(上の写真右側面の、黒い小さなツマミ)
電池は、単三電池4個でも強力です。
ボビンはベトナム製のもので、100円ショップで求めました。
ボビンが入っている丸い筒は、反物の巻き芯です。

この縫製スタンドひとつを、二人一組のチームが使います。
4組8人が着付ける場合は、4個…手提げのケースが2個持っていくわけです。

いつも現場では、一組が使う針は6本と決められています。
針が行方不明になったら大変です。見つかるまで針探しが続きます。

今日で、裁縫スタンドの点検も終えました。
今週の土曜日(23日)は本番前のリハーサルです。
残りの用具の点検は続きます。



 

 

     
      
   

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舞踊の会に向けて、着付け用具の点検②

2018-06-17 20:34:28 | 舞踊の着付け

糸の周りや足元を点検します。
舞踊の着付けには、針と糸で、衣裳の無駄なズレや歪みを固定して、踊っていただきます。
私たちの使う糸は、綿の30番。
スタンドの後ろからは、赤黒白の三色の糸が出てきますが、中にはボビンに巻かれた糸が装着されています。
年を重ねると糸通しが難くなるしので、糸押しは専ら写真のピンクの器具を使って行います。

糸が無くなった事を考えて、スタンドの下には予備の糸がつけてあります。
スタンドに中の四角のものは、強い磁気を帯びたゴム板です。
このマグネット板は針山になったり、安全ピンや鋏などがこぼれないようにしてくれます。




 

 

     
      
   

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舞踊の会に向けて、着付け用具の点検①

2018-06-17 20:32:53 | 舞踊の着付け

裁縫スタンド(針・糸・その他の点検)
6月24日(日)は、「吾妻流千光会合同舞踊会」(鹿児島市民文化ホール)。
7月8日(日)は、花柳新千代社中(日南市)。
7月14日(土)は、福岡の長谷川社中(サザンクロス筑後)。
7月22日(日)は、花柳幹都社中(都城市総合文化ホール)。
これから7月までの舞踊の会のスケジュールです。

着付け前に、用具の点検をして本番に備えます。

着付けに伺う衣裳方には、それぞれに必要な道具があります。
私たちが必ず持っていくもののひとつが、「裁縫スタンド」です。(写真
長さは90cm巾は15cm、厚みは5cmの桐材のボックスです。
立ったままで作業するにはちょうどいい高さなのです。
移動するときは、二つが合体してケースのようにして運びます。

現場では下の写真のように分離し、足を立てて使用します。
ネジのゆるみはないか、破損したところはないかなど…
ネジのゆるみなどがあると、桐材なので柔らかく、傷みやすくなります。、



 

 

     
      
   



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振袖を習ってみて、着付けへの充実感が…/鹿児島

2018-06-17 18:41:05 | 振袖着付け

自装学んだから、他装の楽しさもわかってきて!
結婚する前から「きつけ塾いちき」で着付けを学び始めた坂元さん。
結婚・出産と長いブランクにもかかわらず、ヨチヨチ歩きもできないお子さんを連れて、着付けへの挑戦を続けられました。
鹿児島のおけいこ場では、坂元さんに限らず、多くのお母さまがお子さん同伴でおけいこにお越し頂いています。

今日のお教室で、「振袖の着せ付けを習い始めて、やっと着付けを本格的に習っている気がしてきました…」と明るい顔でおっしゃいました。
坂本さんが始められたのは「自装の着付け」(自分が着れる様に成ための着付け)。
「きつけ塾いちき」の自装のカリキュラムには、第三段階で…正装の着せ付け・子供と女性の袴・男性の羽織袴・振袖・留袖の着せ付け等ががズラリ。

なぜと思われるでしょうが、自装を覚えたい方にも、家族があり、ご主人やお嬢さんがいらっしゃいます。
着せ付けの技術を身につけて、生徒さんのまわりでもお役に立てて頂きたいからです。

もっと着せ付けを学びたい方は、振袖、留袖・花嫁・日本舞踊などの専門を進んで頂けたらいいのですから…
その時は、本格的にプロとしての技術を学ぶことになることでしょう。

今日は「自装の着付け教室」が、生徒さんの向上心に寄り添った気がして、うれしい一日でした。

坂元さんのお子さんですが、「走り回って目を離せない」ほどだということです。
現在は保育園に預けて、おけいこに来られているために、今日も会えず…。
元気なのはいいのですが、抱いて子守りをした子守担当としては、わずかに寂しいほうが勝っているのであります。



 

 

     
      
   

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