きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

今日の衣裳方は三人が受講/宮崎

2018-06-21 09:28:05 | 衣裳方

「つの出し」…「裁付袴」…「帯止の一文字」をおけいこ
宮崎の「きつけ塾いちき」では、衣裳方(日本舞踊の着付け)の講座が行なわれました。
受講生は、福森さん・釜付さん・福地さんの3名。

内容は、…「はしょり着付けにつの出し結び」、「裾引きに一文字」、「裁付袴」。
補整から始まって、それぞれの着付けの決まり事を学びながら、おけいこを致しました。

各流派の、舞踊の現場に役立つ技術者が生まれることは、このうえない喜びです。
みなさん、がんばってくださいね。



 

 

     
      
   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

測ったのに、なぜ手先が短いの?

2018-06-21 00:21:23 | 舞踊の着付け

初心者には、よくあることですね!
着付け、それも最後の決め手…帯結び。
まず手先の長さをはかって、胴に巻き、つの出しや後見結びをつくっていきます。
あれっ、手先の長さが足りない。どうしよう…
もう一回測り直してつくっていくとまだ足りない。
もう少し長く取らなきゃ。
初心者にはよくあることです。

短いのではなく、短くしているのです。
新人の場合は、締める時に手先を短くしてしまい、最初の自分の手先の取り方が悪いと勘違いするわけです。
手先の測り方ではなく、締め方なのです。
つまり、短いのではなく、短くしているのです。
手先が短いと、「つの出し」の角が出ませんし、「両角の後見」の手先の側の角が出ません。
それは、写真の振袖の帯結びでも言えることです。

慣れてくると、ひと結びする時に、手先を長くしたり短くしたり、加減します。
一回研究をしてみて下さい
帯結びはいつまでも解決できない、奥の深いものですね。







 

 

     
      
   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする