4月から、暮らし こう変わる・・・
国民の声と運動の成果で改善される制度もあります。
年金から強制的に保険料が天引きされていた後期高齢者医療などで、口座振替を選べるようになります。
しかし高齢者への差別医療や保険料負担の重圧は変わらず、受診抑制や保険料滞納を招いています。制度そのものの廃止を求める声が広がっています。
国民健康保険の保険料を払えず保険証を取り上げられていた世帯について、中学生以下の子どもには短期保険証(有効期間6ヶ月)を発行するよう法改正されました。
日本共産党は、子どもに限らず、生存権を侵す保険証の取り上げそのものをやめるよう強く求めてきました。その結果、政府は、医療機関の窓口で医療費を払えない人には短期保険証を発行するよう市町村に求める方針を決めました。
高齢者・障害者介護の現場の厳しい労働条件、深刻な人手不足への批判を受け、不十分ながら、それぞれ報酬がアップします。ただ、報酬が上がることで、利用料も同時に値上げされます。根本的な制度の矛盾です。
介護保険料は、市町村によって値上げされるところと値下げされるところがあります。値下げは、政府が介護サービスの利用を抑制したために保険料の積立基金がたまってしまい、それを取り崩すことによるものです。
非正規労働者が雇用保険を受給できるように、雇用保険も改善されました。いっそうの改善が必要です。
【しんぶん赤旗日刊紙 2009年4月1日号より転載】
国民の声と運動の成果で改善される制度もあります。
年金から強制的に保険料が天引きされていた後期高齢者医療などで、口座振替を選べるようになります。
しかし高齢者への差別医療や保険料負担の重圧は変わらず、受診抑制や保険料滞納を招いています。制度そのものの廃止を求める声が広がっています。
国民健康保険の保険料を払えず保険証を取り上げられていた世帯について、中学生以下の子どもには短期保険証(有効期間6ヶ月)を発行するよう法改正されました。
日本共産党は、子どもに限らず、生存権を侵す保険証の取り上げそのものをやめるよう強く求めてきました。その結果、政府は、医療機関の窓口で医療費を払えない人には短期保険証を発行するよう市町村に求める方針を決めました。
高齢者・障害者介護の現場の厳しい労働条件、深刻な人手不足への批判を受け、不十分ながら、それぞれ報酬がアップします。ただ、報酬が上がることで、利用料も同時に値上げされます。根本的な制度の矛盾です。
介護保険料は、市町村によって値上げされるところと値下げされるところがあります。値下げは、政府が介護サービスの利用を抑制したために保険料の積立基金がたまってしまい、それを取り崩すことによるものです。
非正規労働者が雇用保険を受給できるように、雇用保険も改善されました。いっそうの改善が必要です。
【しんぶん赤旗日刊紙 2009年4月1日号より転載】