きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

国民の期待担って 新参議院議員に聞く② 大阪選挙区・辰巳孝太郎さん(36)

2013-07-31 15:59:40 | 参院選・知事選(2013年)
国民の期待担って 新参議院議員に聞く② 大阪選挙区・辰巳孝太郎さん(36)
生存権を問う論陣張る


大阪選挙区で日本共産党の議席を取り戻すことができました。実に15年ぶりです。
大阪の党は、僕が生まれる前の1973年に沓脱タケ子さんが、88年には吉井英勝さんが定数1の参院補選で勝利しました。国民のくらしと営業を守って、ひたむきにたたかってきた歴史のある党参院議員に加えてもらい、感無量です。開票日も翌日もほとんど眠れませんでした。




選挙戦で、僕は「自民党と対決」「維新の会に痛打を」と、消費税増税中止、原発即時ゼロ、9条改憲阻止、若者をすりつぶすブラック企業根絶など、あらゆる問題で抜本的対案を示す日本共産党の姿を目いっぱい訴えました。当選が決まってからは、国民のみなさんの期待と願いを前進させなければと、時がたつにつれ、じわりじわりと責任の重さを痛感しています。
高校でラグビーをしていたことから、大阪府議候補(2003、07、11年)での売り出しは「熱血ラガーマン」とか「突っ走れ、コータロー」でした。志位和夫委員長が駆けつけてくれた公示日の街頭演説は、大好きな映画を見るようで感動的でした。「共産党」「コータロー」コールがわきあがり、鳴りやみません。選挙期間中、どこを回っても支持者や後援会員、党員の人たちの声援とあたたかいまなざしに、何度も胸が熱くなりました。
女性たちと僕の見開き写真をどーんと置いた「しんぶん赤旗」日曜版(大阪版)の紙面をかざして声援してくれる人が多くいたのもびっくりしました。
インターネットに街頭演説の動画を掲載していましたら、青年が「気迫がある。現物を見たい」と東京から会いに来てくれたんです。思わず「えーっ。わざわざ、おおきに」と声をあげちゃいました。
来週にも臨時国会が召集されます。自民党がブラック企業の居酒屋チェーン店の前会長を比例代表で当選させました。ブラック企業を日本中に広げようとする安倍自公政権に立ちはだかり、これを根絶させて、国民の多数が願う「雇用は正社員が当たり前」「賃上げと安定した雇用で景気回復」を実現したい。
生活と健康を守る会という団体で活動した経験から、命を守る政治がいまこそ求められていると思います。
人として生まれ、人として生涯を終える権利は誰にもあります。申請をはねつける生活保護改悪案の再提出は断じて許されません。9年間で7000件の相談活動も生かし、憲法25条が保障する生存権とは何なのか、大いに論陣を張りたいと決意しています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年7月25日付掲載


意外と知らなかったけど、辰巳さんは「生活と健康を守る会」で活動していたのですね。その経験や7000件の生活相談の経験も生かして、即戦力で頑張ってほしいですね。
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国民の期待担って 新参議院議員に聞く① 東京選挙区・吉良佳子さん(30)

2013-07-31 15:45:21 | 参院選・知事選(2013年)
国民の期待担って 新参議院議員に聞く① 東京選挙区・吉良佳子さん(30)

日本共産党は、比例代表で515万票(得票率9・68%)、選挙区564万票(同10・64%)を獲得して8人が当選しました。国政選挙で15年ぶりの大躍進です。当選者に、どんな選挙戦だったのか、これからの抱負を聞きました。まず3選挙区のうち、東京選挙区で当選した、吉良佳子さんです。

東京選挙区・吉良佳子さん(30)
一人ひとりの思い届ける




70万3901票の支持をいただいたという実感をじわじわと感じています。
開票日の事務所にも翌日の新宿駅頭での報告宣伝にも、たくさんの方がきてくださり、みんなで当選を喜びあいました。
選挙中、そして1年半の候補者活動の中で支え応援してくださった、この一人ひとりのみなさんの思いを政治の場、国会へ届けなければならないと、身が引き締まる思いです。
私が街頭で反響を感じたのは、就職氷河期世代の代表として雇用問題、とりわけブラック企業を許さないとの訴えです。多くの人が足を止め聞いてくれ、同世代の青年がツイッターや演説後に「ブラック企業はなくしてほしい」「あなたの言うことはまっとうだ。ぜひ実現してほしい」と声を寄せてくれるなど、働く人の味方共産党、そして吉良佳子への期待が次々と寄せられました。
昨年4月から毎週金曜日夜の首相官邸前の反原発行動に参加し続けた私に、原発再稼働反対、原発ノーと、官邸前でいっしょに声をあげた人たちがたくさん後押ししてくれました。先週も行動に参加した時には、司会者が「僕たちの仲間」と紹介してくれ、参加者から「吉良さん、がんばれ」と声がかかりました。「原発ノーの声を届ける仲間を国会へ」と、都内の街頭演説に応援にきてくれた方もたくさんいます。
何よりも選挙の中でひろがったのが、安倍政権の暴走のストップ役は共産党、東京選挙区では吉良佳子という声です。
それは、都議選で日本共産党が躍進してから、非常に強くなりました。選挙直前、国会が終わった日、雨の中の新宿駅東口で訴えていたら、声援をかけてくれる人が後を断ちませんでした。ツイッターでも、選挙の中盤から「共産党支持者じゃないが、改憲をはじめとした暴走をくいとめるために共産党に投票します」という声が広がりました。
特に安倍首相が9条改憲を明言してからは「息子を戦場に送るのはたえられない」「戦争だけはだめ」という声も広がり、それをストップする力があるところとして選んでいただいたとも感じています。
私は、これらの声を、なんとしても安倍首相にぶつけたい。6年間国会の場でがんばりぬきます。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2013年7月24日付掲載


吉良さんは、原発ゼロの運動、ブラック企業根絶の運動では先頭に立ったものね。
投票日前日の新宿駅西口での演説をインターネットで見ましたが、勝手連の「キラキラ・コール」はものすごい勢いでしたね。
その期待に応えて頑張ってほしいと思います。
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