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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

誰もが輝く こむら潤物語② 平和な社会 子どもたちに 衆院近畿比例・兵庫8区(尼崎市)候補

2020-03-13 07:56:59 | 政治・社会問題について
誰もが輝く こむら潤物語② 平和な社会 子どもたちに
衆院近畿比例・兵庫8区(尼崎市)候補


こむら潤さん(44)は2013年に日本共産党に入党しました。両親は党員で共産党は身近な存在。一度断りましたが、秘密保護法制定の動きに危機感を抱くなかで、「傍観していたらダメだ。自分の生き方を決めよう」と入党したのでした。

子と親の願いに
16年に「翌年の尼崎市議選に立候補を」と要請が。このとき40歳で人生の折り返し地点。「今後の人生、踏み込んでみてもいいかな」と承諾し、見事当選しました。
1年生議員ですが重要な活躍をしています。
当選直後の17年9月、初の一般質問でジェンダー平等を取り上げました。性的マイノリティーの人の声を聞き、「LGBT当事者が相談できる場所や居場所をつくり、性の多様性が尊重されるよう周知や啓発を」と要求。市当局から「ご指摘の通り、性の多様性に配慮した取り組みが必要」と前向きの答弁を引き出し、性的マイノリティーの人たちのための「尼崎市パートナーシップ宣誓制度」創設につながりました。
子どもと親の切実な願い実現に一貫して奮闘。18年9月の文教委員会では、小中学生が登下校の荷物が重く腰痛など健康被害も出ている問題で、家庭学習で使わない教材を学校に置く「置き勉」を認めるよう求めました。PTAのネットワークで保護者に子どもの持ち物の重さを計ってもらい、質問でデータを提示。持ち物の重量など全く把握していなかった市教委の認識が変わり、「置き勉」が生徒にていねいに指導されるようになりました。
中学校給食の早期実施・自校方式を求める運動でも、市民とともに頑張りました。



有権者と対話するこむらさん(左)=兵庫県尼崎市

統一候補にぜひ
昨年12月に総選挙への立候補を表明。「戦争する国にすすむいまの日本を子どもたちに渡したくない。野党共闘で政権を変えるとき」「私が立つことで党組織に勢いを」との思いからでした。ここでも「断ったらモヤモヤが残る。後悔するよりやってみよう」と、持ち前のポジティブさで決断しました。
以来、大きな反響と期待が寄せられます。
ある維新市議はこむらさんの立候補に、「現職の市議を任期途中で辞職することに批判の声もあるかも知れませんが、私はそうは思いません。逆に、リスクを背負ってもチャレンジすることに敬意を表します」とツイート。また市の幹部から、こむらさんに期待の声がかかりました。
野党共闘を求める市議からは「みんなで盛り上げようや」との声が上がり、2月の日本共産党「躍進のつどい」では新社会党と緑の党の市議があいさつし、8区と全国の野党共闘をよびかけました。
17年総選挙で8区の野党共闘に尽力した市民、阪本直さん(43)は「こむらさんはどこにでも飛びこんで困っている人の声を拾って行動に移せる、とても能力のある人です。市民と野党のみんなで話し合ったうえで、こむらさんが8区の野党統一候補になってほしい」といいます。
こむらさんはいま、尼崎市内とともに、比例候補として近畿一円に活動範囲を拡大。訴えが響きます。
「誰もが自分らしく輝ける社会に」「憲法を守り生かし、子どもたちに平和な日本を引き継ぎましょう」
(おわり)
(兵庫県 喜田光洋)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2020年3月11日付掲載


「置き勉」。僕の子どもの頃は、山口県だったけど、その日の授業のある科目の教科書を持っていったり、持って帰ったりしていました。
家庭学習で使わない教材は学校に置きっぱなしができると、合理的ですね。
総選挙への立候補に維新の市議からも期待の声とは。やはり尼崎の風土なのですか。

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