オスプレイ 低空飛行ルート① グリーンルート・ピンクルート
被災地含め東北縦断
日本全国で低空飛行訓練が計画されている米海兵隊の事故多発欠陥機MV22オスプレイ。公表されている六つの訓練ルートそれぞれの特徴と危険性を順に探っていきます。
「グリーン」は奥羽山脈から東京電力福島第1原発事故による放射能汚染が深刻な阿武隈高地までを、「ピンク」は出羽山脈を、いずれも東北地方大きく縦断するルートです。
【飛行自治体】
●ピンク 【青森】黒石市、平川市、大鰐町【秋田】横手市、大館市、藤里町、北秋田市、仙北市、大仙市、由利本荘市、羽後町【山形】真室川町、酒田市、鮭川村、戸沢村、庄内町、鶴岡市、小国町【新潟】村上市
●グリーン 【青森】十和田市、田子町【岩手】八幡平市、滝沢村、雫石町、西和賀町、北上市、奥州市【秋田】小坂町、鹿角市、横手市、東成瀬村、湯沢市【宮城】大崎市、加美町、仙台市、川崎町、蔵王町、七ケ宿町、白石市、丸森町【山形】最上町、尾花沢市、東根市、天童市、山形市、上山市【福島】国見町、伊達市、相馬市、飯舘村、川俣町、二本松市、浪江町、葛尾村、田村市、川内村、小野町、平田村、いわき市、古殿町、鮫川村、塙町
【飛行ポイント】
●ピンク
① 毛無山
② 早口ダム
③ 大平湖
④ 田沢湖
⑤ 保呂羽山
⑥ 高坂ダム
⑦ 虚空蔵岳付近
⑧ 北俣山
⑨ 猿田ダム
⑩ 横川ダム
●グリーン
① 十和田湖
② 岩手山
③ 錦秋湖
④ 大柴山
⑤ 蔵王連峰/熊野岳
⑥ 霊山
⑦ 大滝根山・空自基地
⑧ 不明
進路の切り替え地点(ポイント)の多くは山頂や湖などの自然地形に設定される一方、ピンクルート南端の山形県小国町(人口約8000人)のポイント⑩は市街地内に位置します。駅や役場など目立つ建物が仮想の「攻撃目標」になっている可能性があります。
岩手県雫石町(人口約1万8000人)では、雫石駅や総合運動公園、学校などが集まる町の中心部付近をグリーンルート(ポイント②と③の間)が横切ります。
ピンクルートが通る秋田県大館市では、2010年の2月と6月に低空飛行の爆音に驚いた比内地鶏約300羽が大量圧死する事件が続けざまに発生しました。防衛省は6月に飛行していたのが、米空軍三沢基地(青森県)のF16戦闘機だったと認めています。
爆音被害は2ルート周辺にとどまりません。秋田県では男鹿市や潟上市、大潟村など男鹿半島周辺で、岩手県では陸前高田市などの三陸沿岸で頻繁にF16の騒音被害が確認されています。陸前高田市では東日本大震災後、半年もたたずに訓練が再開され、仮設住宅で暮らす被災者にも恐怖を与えつづけています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年8月16日付掲載
今すでに、固定翼の戦闘機が低空飛行訓練に使っている飛行ルートを「しんぶん赤旗」が順次紹介していっています。
赤旗の掲載をそのまま転載していきますので、よろしくお願いします。
飛行自治体、飛行ルートを追加(2012.8.21)
被災地含め東北縦断
日本全国で低空飛行訓練が計画されている米海兵隊の事故多発欠陥機MV22オスプレイ。公表されている六つの訓練ルートそれぞれの特徴と危険性を順に探っていきます。
「グリーン」は奥羽山脈から東京電力福島第1原発事故による放射能汚染が深刻な阿武隈高地までを、「ピンク」は出羽山脈を、いずれも東北地方大きく縦断するルートです。
【飛行自治体】
●ピンク 【青森】黒石市、平川市、大鰐町【秋田】横手市、大館市、藤里町、北秋田市、仙北市、大仙市、由利本荘市、羽後町【山形】真室川町、酒田市、鮭川村、戸沢村、庄内町、鶴岡市、小国町【新潟】村上市
●グリーン 【青森】十和田市、田子町【岩手】八幡平市、滝沢村、雫石町、西和賀町、北上市、奥州市【秋田】小坂町、鹿角市、横手市、東成瀬村、湯沢市【宮城】大崎市、加美町、仙台市、川崎町、蔵王町、七ケ宿町、白石市、丸森町【山形】最上町、尾花沢市、東根市、天童市、山形市、上山市【福島】国見町、伊達市、相馬市、飯舘村、川俣町、二本松市、浪江町、葛尾村、田村市、川内村、小野町、平田村、いわき市、古殿町、鮫川村、塙町
【飛行ポイント】
●ピンク
① 毛無山
② 早口ダム
③ 大平湖
④ 田沢湖
⑤ 保呂羽山
⑥ 高坂ダム
⑦ 虚空蔵岳付近
⑧ 北俣山
⑨ 猿田ダム
⑩ 横川ダム
●グリーン
① 十和田湖
② 岩手山
③ 錦秋湖
④ 大柴山
⑤ 蔵王連峰/熊野岳
⑥ 霊山
⑦ 大滝根山・空自基地
⑧ 不明
進路の切り替え地点(ポイント)の多くは山頂や湖などの自然地形に設定される一方、ピンクルート南端の山形県小国町(人口約8000人)のポイント⑩は市街地内に位置します。駅や役場など目立つ建物が仮想の「攻撃目標」になっている可能性があります。
岩手県雫石町(人口約1万8000人)では、雫石駅や総合運動公園、学校などが集まる町の中心部付近をグリーンルート(ポイント②と③の間)が横切ります。
ピンクルートが通る秋田県大館市では、2010年の2月と6月に低空飛行の爆音に驚いた比内地鶏約300羽が大量圧死する事件が続けざまに発生しました。防衛省は6月に飛行していたのが、米空軍三沢基地(青森県)のF16戦闘機だったと認めています。
爆音被害は2ルート周辺にとどまりません。秋田県では男鹿市や潟上市、大潟村など男鹿半島周辺で、岩手県では陸前高田市などの三陸沿岸で頻繁にF16の騒音被害が確認されています。陸前高田市では東日本大震災後、半年もたたずに訓練が再開され、仮設住宅で暮らす被災者にも恐怖を与えつづけています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2012年8月16日付掲載
今すでに、固定翼の戦闘機が低空飛行訓練に使っている飛行ルートを「しんぶん赤旗」が順次紹介していっています。
赤旗の掲載をそのまま転載していきますので、よろしくお願いします。
飛行自治体、飛行ルートを追加(2012.8.21)
今北の方角から南南西の方角に、聞きなれないエンジン音の飛行機が飛んで行った。
ヘリコプターでなく、ジェット機でもない、例えるなら、トロンボーンのようなノコギリで演奏する楽器のような変なエンジン音、飛行灯も多めについてるような、あれがオスプレイなのかな?
地元の平和委員会の方に情報提供してあげたら、助かると思いますよ。