今日の飛騨地方の天気は、猫の目のように目まぐるしく変わった。
朝は爽やかな青空が広がり、涼風が心地よかった。
田畑の周りには、むらさき露草がたくさん咲き始めた。
葉が大きく茂るので、小ぶりな花は葉の陰でひっそりと咲く。
昼間はしおれて元気が無いが、朝露が乾かぬ間は瑞々しく輝いている。
田んぼの稲も、朝の日差しをたっぷり受けて暖かそうだ。
この時期の稲の生育は、積算温度によって左右されるので、日差しや水温の上昇は欠かせない。
暖かい水中では「いもり」や蛙が、元気に泳ぎまわっている。
午後は雲に覆われてしまったが、雨が降ることは無かったので、野良仕事もはかどった。
畑の草取りと、二十日大根の種を蒔いたところで、雨が激しく降ってきたので、今日の作業は終わりにした。
夕方のテレビは、昨日のカメルーンとの一戦を報じていた。
本田のひと蹴りは何度見ても感動ものだし、最後に牙を剥いて襲い掛かるアフリカのライオンたちも凄かった。
各地で応援する人たちの昂奮ぶりもすさまじい。
一人でテレビを見ているので、イケッ!とかヤッターとつぶやく程度だが、こんな試合は昂奮の渦に飲み込まれて応援したい。
オランダ戦もいけそうな気がするけど、ちょっと甘いだろうか。