名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

梅雨どきの花

2010年06月28日 | セカンドルーム

 

今日の天気は、降ったり止んだり照ったりと、目まぐるしく変わった。
薄日が差すと気温が上がり、渓流から霧が立ち上っていく。
湿度は90%を超えて、ミストサウナの中にいるようで、汗が噴き出たまま乾かない。
人は不快に感じる天候も、植物は快適で根や葉から水分たっぷり吸って、ぐんぐん成長していく。


数日前に開き始めた笹ゆりが、満開になった。


同じ品種でも、日陰のゆりは白く、日当たりの良いところは、ほんのりと紅をさす。
好みが分かれるところだが、日陰で楚々と咲く白いゆりは、香りも強く妖艶な姿にいつも惹かれる。

外から見えない場所に、ひっそりと咲いているので、花を愛でるのは虫しかいないので、ゆりにとっては不本意なことだろう。


田んぼの脇の睡蓮が盛りで、赤い花の隣で白い花も咲き始めた。


こちらは品種が違うので、混じることも無く、毎年同じ場所で向き合って妍を競っている。
1ヶ月ほど咲き続けて、蓮の花にバトンタッチする。

田んぼへ行く小道が、すっかり雑草に覆われてしまったので、雨の合間に草刈りをした。
時々雨が降ってきたが、体は雨より滴る汗でずぶ濡れになってしまった。


荒っぽい刈り方になってしまったが、少しは見通しも良くなり、歩き易くなったので、これでよしとした。

コメント (4)
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