今朝、名古屋を発って高山へ戻ってきた。
いつもはユキ(柴犬)と一緒のドライブであるが、今日は珍しく助手も乗り込んできた。
寒い間はほとんど寄り付かなかったが、暑くなると来る回数が少し増える。
早くも名古屋は夏日を迎えていたので、飛騨の涼風が恋しくなったのだろう。
高山の市街地から見る笠が岳の雪形も、おぼろげながら代馬の形が認められる。
昔は雪形を見て、田植えを始めたといわれているが、だんだん時期が早くなって、どこも田植えは終わっている。
北アルプスの残雪もめっきり少なくなり、初夏から夏の装いに変わっていく。
気になっていた田んぼも、近所の人に水遣りを頼んであったので、稲は順調に育っていた。
苗を植えた畑のトウモロコシも根付き、種を直播きした別の畝からも小さな芽が出ていた。
他の作物も、日照り続きで乾燥気味であったが、水をまいたら元気を取り戻した。
野良仕事を終わり、新聞を読んでいる間に1時間ほど寝てしまったが、ユキも長旅に疲れたのか、大の字になって寝ていた。
ようやく飛騨も、うたた寝が気持ちのいい季節になった。