名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

田畑の草取り

2010年06月20日 | セカンドルーム

 

空は薄い雲に覆われていたが、雨が降る気配は無さそうなので、田の草取りをすることにした。


外から見ると、雑草はあまり目立たないが、田に入ると株の周りにはいっぱい茂っていた。
手押しの除草機で取り残した分と、新たに出てきた雑草が、大小入り混じって生えている。
手で草を取る要領は教わった通りに、株の周りの草を泥と一緒に丁寧に掻き取り、泥の中へ埋め込んでいく。
1本ずつ抜いていては日が暮れてしまうが、この方法なら効率よく除去できる。
光りの届かない泥の中で、草は枯れて稲の栄養になるという寸法だ。
90度に腰を屈めた状態で、単純作業の繰り返しは結構応える。
いでたちは、手ぬぐいでほお被りして、菅笠をかぶり、腰に籠をぶら下げて、靴下をはいたまま田に入る。
これで股引をはいて素足なら、安来節であるが、柔な足の裏は小石が痛くて素足は出来なかった。
長靴は泥が絡んで足が抜けなかったり、バランスを崩して尻餅をついたするので使えない。
午前中3時間かけて作業は終わったが、草取りの本番はこれからなので、まだまだ先が長い。


午後は畑の草取りをしたが、足場もいいし、しゃがんで出来るので、腰や足への負担は少ない。
そのかわり、根をしっかり張っているので、抜き取るのに力が要るし、途中で切れて根だけが残ってしまう。
田畑の猛者との戦いは、まだ序盤戦で、これからも延々と続く。

 

コメント (6)
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