早朝まで続いた激しい雨も止み、薄日が差し始めた。
先日、キュウリの花が咲いているのを見たが、今朝は小さな実を付け、つるも大きく伸びていた。
さっそく近所の竹やぶへ行って、支柱用の竹を6本切ってきた。
食べ頃の竹の子も出ていたので、美味そうなのを選んで、少し採ってきた。
これを皮ごと焼いて、味噌などをつけて食べると、香ばしくてとてもおいしい。
木いちごも僅かにオレンジに色づき、間もなく食べられそうだ。
桑の実はまだ淡いピンクで渋いが、濃い紫色に変わると甘みを増して食べ頃になる。
青い小さな実を付けていた山桜も、いつの間にか赤いさくらんぼになっていた。
これからは、朝露に濡れた野山の恵みを楽しみながら、朝夕の散歩ができる。
竹と廃材と麻紐で作ったキュウリの支柱は、見栄えは悪いがすべて手近にある素材なので、使用後の処分も楽だ。
農業資材も、便利な商品がたくさん出回っていて、アクリルの棒やナイロンのネットなどを使えば、栽培用の支柱や棚は簡単に出来る。
家庭菜園で使う程度の材料は、まわりで間に合わせた方が経済的だし、自然に戻せる材料は環境にもやさしい。
これも野山の恵みの一つだと思っている。