この集落でも、遅れていた田植えが一斉に始まった。
お天気に恵まれた日曜日は、兼業農家にとっては絶好の田植え日和だ。
菅笠を被り、腰に苗篭をくくり付けて、手植えをする姿は無くなったが、水鏡に新緑を映す姿はのどかで美しい。
田植え機も大小さまざまあるが、この集落は2条植えの手押しが主力で、たまに4条の乗用タイプも見かける。
規模の小さい変形の田んぼが多いので、小回りの利く小型機が使い易いとのことだ。
機械の威力は驚くほどで、瞬く間に仕上げていく。
去年は小さな田んぼにも拘らず、手植えで2日間も掛かってしまった。
不慣れなこともあったが、腰をかがめて泥との格闘は、とても長時間出来ることではなかった。
1度経験したかったこともあったが、今年は近所の人にお願いすることにした。
今朝方、ミツバチが軒先を飛んでいるのを見つけた。
先日近所の人から頂いたミツバチの巣桶を、裏山の木の下に置いて様子を見ているが、入る気配が無い。
ミツバチが巣を探して飛んでいるのかも知れないので、さっそく2階の軒下に引越しをすることにした。
既に南向きの軒下に1個置いてあるので、新しい巣桶は東側に置くことにした。
おとり用の蜂蜜を、巣桶にたっぷり塗り付けので、今度こそは入ってくれるだろう。