一度、日本人(帰化選手含む)で一番ヘディングが強い選手は誰だと考えてみたことがあります。浦和サポが真っ先に思い浮かぶ名前は闘莉王ですが、単純なヘディングの強さなら、J1のいろいろな試合を見た印象では他にいます。その選手は、オランダから帰化した父を持つため外国風の名前ですが、横浜FMからJ2福岡にレンタル移籍したハーフナー・マイク選手だと思います。
私がハーフナー・マイクのヘディングを日本一と思うのは、昨年10月に等々力で川崎Fと対戦した試合を見ているからです。川崎Fも、最終ラインの高さには自信を持つチームで、川崎山脈の愛称を持っています。そんな相手に途中出場したハーフナー・マイクは、競り勝って頭で折り返すまでならほとんど競り勝っていました。
この選手だったら、たとえ闘莉王が相手でも、そこそこは勝てるに違いないと、そのとき確信しました。実際は闘莉王とハーフナー・マイクの直接対決は、闘莉王が出場停止だったり、ハーフナー・マイクがベンチ入りしたものの出場しなかったりと「すれ違い」に終わっていますが、一度見たかった気持ちはあります。
しかし、ハーフナー・マイクのヘディングは、まだまだ味方に点を取らせるためのおとりというレベルです。自ら叩き込む強引さは備えていません。そこは川崎Fもわかっていて、ハーフナー・マイクに負けるのは覚悟して周りの選手を消すことで対応してきました。その結果、その試合ではハーフナー・マイクのパワープレーは機能しませんでした。
こういう選手が開花するためには、レベルを下げてもいいから、どこかで得点感覚を身につけてエースストライカーになるしかありません。アレックス、リンコンが退団し前線が駒不足の福岡に移籍した判断は良かったのではと思います。ただ、ここで失敗すると、JFL行きもありえるがけっぷちでもあります。
ハーフナー・マイク自身にとっても、今年にプロ生活の全てを賭けるつもりで、J2得点王を狙うくらいの気持ちで戦って欲しいものです。それに成功すれば、FWを空けて古巣の横浜FMが買い戻してくれるでしょう。持っているものは高いレベルなのですから、ほんのちょっとしたきっかけで開花の可能性はあると思います。
私がハーフナー・マイクのヘディングを日本一と思うのは、昨年10月に等々力で川崎Fと対戦した試合を見ているからです。川崎Fも、最終ラインの高さには自信を持つチームで、川崎山脈の愛称を持っています。そんな相手に途中出場したハーフナー・マイクは、競り勝って頭で折り返すまでならほとんど競り勝っていました。
この選手だったら、たとえ闘莉王が相手でも、そこそこは勝てるに違いないと、そのとき確信しました。実際は闘莉王とハーフナー・マイクの直接対決は、闘莉王が出場停止だったり、ハーフナー・マイクがベンチ入りしたものの出場しなかったりと「すれ違い」に終わっていますが、一度見たかった気持ちはあります。
しかし、ハーフナー・マイクのヘディングは、まだまだ味方に点を取らせるためのおとりというレベルです。自ら叩き込む強引さは備えていません。そこは川崎Fもわかっていて、ハーフナー・マイクに負けるのは覚悟して周りの選手を消すことで対応してきました。その結果、その試合ではハーフナー・マイクのパワープレーは機能しませんでした。
こういう選手が開花するためには、レベルを下げてもいいから、どこかで得点感覚を身につけてエースストライカーになるしかありません。アレックス、リンコンが退団し前線が駒不足の福岡に移籍した判断は良かったのではと思います。ただ、ここで失敗すると、JFL行きもありえるがけっぷちでもあります。
ハーフナー・マイク自身にとっても、今年にプロ生活の全てを賭けるつもりで、J2得点王を狙うくらいの気持ちで戦って欲しいものです。それに成功すれば、FWを空けて古巣の横浜FMが買い戻してくれるでしょう。持っているものは高いレベルなのですから、ほんのちょっとしたきっかけで開花の可能性はあると思います。