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起点作れず(8/24浦和対広島)

2011-08-25 18:53:16 | 浦和レッズ
この試合は守備陣は頑張ったと思います。広島というチームが真ん中でのキープからDFラインの裏を狙って攻めるチームで、甲府戦で裏を取られて完敗したリベンジに燃えていました。1対1のスピードでは李忠成や佐藤寿人に勝てないスピラノビッチも、少しでも早く触りヘディングでクリアしようとしていました。

失点シーンは平川がミキッチの右足クロスと縦の突破を警戒して、少し余り気味のポジションを取っていました。体力があって何度でも仕掛けられるミキッチに対する守り方としては間違っていないと思います。

そこからミキッチが利き足でない左足で絶妙のクロスを上げ、李忠成も止まった状態なら浦和でもヘディングの強い部類に入る山田暢久相手に頭一つ抜け出していました。これは広島の好プレーを褒めた方がいいように思えます。

それでも、この試合は浦和ペースの試合ではなく、もう少しうまい戦い方はなかったものかという思いはあります。理由の一つに、デスポトビッチがほとんどボールをキープできなかったことがあります。キープしたときは山田直輝のミドルを引き出したり、原口のゴールの起点になったりと、役割を果たせば効果は出るのですから、もう少しキープの回数を増やしたいところです。

せっかくボールが入っても、浮き球が苦手でトラップミスを繰り返していたので、グラウンダーのパスが得意な山田直輝がデスポトビッチの近くにポジションを取れれば、デスポトビッチもキープしてくれたと思います。

また、浦和のベンチにいるのがデスポトビッチと全然タイプの違うマゾーラということも采配を難しくします。左足のキック力には定評がありますが、ボールのないところでは気持ち良くプレーできないというドリブラーなので、マゾーラがボールを持ったときに前線に人数を掛けるのはリスクがあります。

また、マゾーラは1トップのタイプではありませんから、マゾーラがサイドに流れたときは後ろでキープするマルシオがゴール前に入ることが必要です。マルシオも得意のキープは戻ってきていますから、点を取るのも自分の役目と、もっと欲を出して欲しいと思います。
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