Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

手塚貴子氏、浦和レディース監督に

2013-01-01 18:39:07 | レディース
来季の浦和レディース監督に、元日テレ・ベレーザの選手で代表でも40キャップを誇る手塚貴子氏の就任が決まりました。浦和レディースにとって、女性監督は初めてですが、長年栃木SCレディース監督やU-20女子代表コーチなど指導者としての経歴を積んでいて、42歳と年齢的にもちょうど働き盛りです。

今回、浦和レディース監督のオファーが来たのはU-20女子代表を率いての世界3位が高く評価されたのが理由と思います。ちょうど浦和レディースがベテランから若手への切り替え時期で、心理的にも微妙な状態を女性監督に任せたのは面白い試みだと思います。

J2並みの観客動員が計算できるチームになった浦和レディースが、圧倒的な強さを誇るINACにどうやって勝てるチームを作るかは注目でしょう。日テレがプロ契約を打ち切った当時のなでしこジャパンが揃ってINAC入りして、女子サッカーの勢力図は劇的に変わりましたが、そろそろ新しい力の台頭は望まれているはずで、それが浦和であることを願っています。
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流れを変えた交代(1/1柏対G大阪)

2013-01-01 17:29:37 | 他チーム
体調不良で、スタジアム観戦こそ叶いませんでしたが、天皇杯の決勝はテレビで見ていました。立ち上がりからボールを回すG大阪はレアンドロのゴールこそオフサイドの判定で取り消されましたが、このまま回し続ければいつかは柏DFに疲労が出て点につながるはずと思っていました。

柏の攻撃は1トップの沢が機能せず、思うようにパスが回りませんでした。この展開を見た柏のネルシーニョ監督が前半30分という異例の早さで打った一つの選手交代が、このゲームの流れを変えます。

右MFの水野に変えてFWの田中順也を入れた交代でしたが、この田中順也が柏の縦パスをうまくくさびに入って、ボールが落ち着く箇所が一つできたことで柏は流れを取り戻します。なぜ工藤が出場停止の試合で田中順也がスタメンではなかったのかは不思議でしたが、この田中順也投入で流れを得た柏には意外なヒーローが誕生します。

柏のCBはシーズン中は近藤、増嶋でほぼ固定されていましたが、この試合は近藤が負傷で離脱していました。代役でCBに入っていた渡部はリーグ戦では5試合しか出ていない選手で、本人はこの天皇杯決勝を「人生最大の舞台」と意気込んでいましたが、そんな渡部がヒーローになるのだからサッカーは面白いものです。

CKを頭で合わせたセットプレーでのゴールではありますが、セットプレーではCBは攻撃のときは有力な攻撃の駒ですから、本人はその瞬間はFWのつもりでいたでしょう。準決勝の時点で既に体調を崩していたので、渡部選手のことは知りませんでしたが、この1点が勝負を決めたのですから、全国に名前を売りました。

G大阪は必死で反撃しましたが、惜しくも点は取れず敗れてしまいました。ただ、広島が降格したときは天皇杯で準優勝したことが来季の復帰につながったと選手は言っていました。浦和サポの私にとってはG大阪は負けたくないライバルですが、G大阪はJ2にいるチームではないので、再来年埼玉スタジアムで対戦するのを楽しみにしています。
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