今年の箱根駅伝往路の注目ポイントは「山の神」柏原選手が抜けた東洋大学が、どういうレースをして穴を埋めるかでした。その答えは1区トップを取ったように先行逃げ切りだったように思えます。どうしても2区は日大ベンジャミンや山梨学院のように留学生を出場させているチームが順位を上げてきますが、箱根駅伝の「外国人枠」は一つしかないので、順位に惑わされず他の区間のタイムを如何に稼ぐか次第です。
今回の箱根駅伝は1万mの持ちタイムのトップが早稲田の3区の大迫選手で、この大迫選手が唯一の27分台ということを考えると、比較的小粒になった大会とも言えます。確かに、佐藤悠基(東海大)、竹沢健介(早稲田)、上野裕一郎(中大)らが抜けた箱根駅伝は少し寂しさを感じたのも確かです。
しかし、以前の箱根駅伝は持ちタイム31分台の選手が出ることもあるなど、上下の差は大きい駅伝でした。今は確実に出場するためには29分台が必要になり、上下の差が小さくなったという意味ではレベルアップしています。
今回の箱根駅伝往路は、予選会から勝ち上がったチームとしては16年ぶりの快挙になった日体大が往路優勝しました。ただ、去年東洋大と早稲田の差は5分以上もあり、往路でほぼ決着はついていましたが、今年の日体大と2位早稲田の差は約2分半で、まだ後ろのチームにもチャンスはあります。
箱根駅伝は1区間平均20km以上ある長丁場の駅伝ですから、割れば1区間30秒詰めれば追い付きます。鍵は山下りの6区だと思います。ここで日体大が離せるか、2位以下の追い上げを許すかで、後の展開は違ってくるでしょう。
今回の箱根駅伝は1万mの持ちタイムのトップが早稲田の3区の大迫選手で、この大迫選手が唯一の27分台ということを考えると、比較的小粒になった大会とも言えます。確かに、佐藤悠基(東海大)、竹沢健介(早稲田)、上野裕一郎(中大)らが抜けた箱根駅伝は少し寂しさを感じたのも確かです。
しかし、以前の箱根駅伝は持ちタイム31分台の選手が出ることもあるなど、上下の差は大きい駅伝でした。今は確実に出場するためには29分台が必要になり、上下の差が小さくなったという意味ではレベルアップしています。
今回の箱根駅伝往路は、予選会から勝ち上がったチームとしては16年ぶりの快挙になった日体大が往路優勝しました。ただ、去年東洋大と早稲田の差は5分以上もあり、往路でほぼ決着はついていましたが、今年の日体大と2位早稲田の差は約2分半で、まだ後ろのチームにもチャンスはあります。
箱根駅伝は1区間平均20km以上ある長丁場の駅伝ですから、割れば1区間30秒詰めれば追い付きます。鍵は山下りの6区だと思います。ここで日体大が離せるか、2位以下の追い上げを許すかで、後の展開は違ってくるでしょう。