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唯一のシナリオ(12/16コリンチャンス対チェルシー)

2013-01-15 20:12:15 | ワールドサッカー
クリリンさんへの返信ですが、コメントの形で返すと後で直せないので、あえて記事の形で書かせていただきます。クラブW杯決勝のコリンチャンス(ブラジル)対チェルシー(イングランド)ですが、テレビとはいえ見ていました。しかし、この試合は衆議院選挙の字幕が欄外に書かれたテレビ中継だったので、選挙に気を取られて100%の集中力では見ていなかったため、ネタから一旦外しました。

もっとも、書いておかないと忘れてしまうので、自身の備忘録を兼ねて記事にすることにします。この試合はコリンチャンスが勝つならこのシナリオしかないと思われる1-0決着でした。準決勝のスコアや内容を見ればコリンチャンスは組織的に戦い、少ないチャンスをものにするしかないと思っていたので、それを実現したチッチ監督の手腕は確かだと思います。

準決勝でモンテレイ(メキシコ)に圧勝したチェルシーの攻撃力は確かでした。決勝戦ではブラジル代表MFオスカルをベンチスタートにしていましたが、イングランド代表ボランチのランパードをスタメンで使い、これが本来のチェルシーの形だと期待していました。

しかし、コリンチャンスはJリーグにいた当時は守備をするなど考えられなかったサイドハーフのエメルソンやダニーロを状況によっては最終ラインに入れて手堅く守ってきました。この試合のMVPがコリンチャンスGKカッシオだったところはまさにこの試合のイメージ通りの結果で、しぶとく守ればチェルシーだって0点に終わることもあることを証明しました。

注目選手に挙げていたチェルシーFWフェルナンド・トーレスは結果こそ準決勝の1点だけに終わりましたが、いい選手だと記憶に刻むには十分なパフォーマンスだと思います。彼の場合、足元がうまいのは最大の売り物で、難しそうな後ろからのクロスボールでもきっちり足元に止められます。同点ゴールかと期待しましたがオフサイドだった後半終了間際のプレーも、彼の持ち味の瞬間的なスピードが出ていました。

チェルシーのベルギー代表MFアザールに払った移籍金40億円で、コリンチャンスの選手が全員買えるとチッチ監督は話していましたが、サッカーはたまに知恵が巨人を倒す番狂わせは起こります。見事してやったりの結果だと思います。
コメント (2)
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