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永井、小野、スタンダール移籍

2013-01-23 18:12:50 | 他チーム
日本代表GK川島永嗣選手が所属するベルギーリーグのスタンダールが、名古屋FW永井謙佑選手と横浜FW小野裕二選手を完全移籍で獲得することが発表になりました。移籍金は推定で永井が9000万円、小野が2億4000万円という情報です。

ロンドン五輪をスカウトが見ていれば、永井が完全移籍で手に入るなら動こうとフロントが考えてもおかしくないですが、小野は国際的にはまだ無名の存在のはずで、しかも年齢が若い(20歳)ので移籍金も割高です。スタンダールは思い切った投資をしたというのが正直な印象です。

また、多少タイプは違いますが、二人ともスピード型なので、外国人枠で入団するこの二人がポジション争いをする可能性があります。それはチームの編成上もったいないと思います。スタンダールはベルギーリーグで優勝10回を誇る名門で資金力はあるでしょうが、EU枠外の外国人枠はどこの国にもあるはずです。

もっとも、香川真司の成功以来、日本の若い才能に先行投資をしようという流れはできました。ドイツ1部のデュッセルドルフに移籍した大前も、代表選手でない実績を考えれば、少し前なら海外移籍は考えられない選手です。今は海外移籍して活躍して代表を狙うのが当たり前になってきています。

小野と永井がチームメイトになると、この二人をどうやって使い分けるかは監督の手腕が問われると思います。私が監督なら小野を先発で使い、永井を途中から出すでしょう。短い距離が速い、切れで勝負する小野にはある程度時間を与え、長い距離が速い永井はリードした展開でカウンター要員にすれば効果を発揮すると思います。

欧州では日本人のFWは技術があってフィジカルが今一という選手が多いので、サイドハーフに回されるケースがよくあります。岡崎のようにそのポジションで代表でも出られる選手もいますが、かつての柳沢や鈴木隆行のようにサイドハーフに回されて苦しんだ例もあります。

小野や永井がMFになっていても驚きはありませんが、二人とも好待遇でスタンダール入りしているので、他チームへレンタルするつもりではなく、使うつもりで取ったのは間違いないと思います。香川真司のように、最初から試合に出てアピールして欲しいと思います。
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