Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

しのいだ数的不利(9/24G大阪対浦和)

2023-09-24 21:53:02 | 浦和レッズ
今日の浦和レッズのアウェイG大阪戦は、3-1でアウェイの浦和の勝利に終わりました。この試合はACLの中国遠征から中3日という厳しい条件の試合で、負傷者が出始めている浦和はFWカンテ、MF関根、DFホイブラーテン、DF酒井くらいしかスタメンを入れ替えられない、苦しい台所事情です。特に、遠征にも連れて行かずに休養させたのは酒井だけと、チーム全体に疲労が忍び寄る頃です。

序盤は浦和がボールを支配しました。G大阪がどうしても、CFのジェバリがショルツとホイブラーテンに挟まれてボールを受けられないので、サイドに出してもセカンドボールを浦和に拾われる展開でした。しかし、左SBの黒川が小泉のマークを振り切ったドリブルで上がると、たまらず酒井がファウルして左サイドのペナルティーエリアのちょっと外でFKになります。

このFKは宇佐美が蹴り、GK西川の手前でわざとバウンドさせたことで、西川は読みにくくなりゴールとなりG大阪に先制点が入ります。それでも、浦和はまだ時間はあるので落ち着いてボールを回せばよく、黒川の裏を酒井が仕掛けて拠点を作ると、カンテのシュートが相手CB福岡の足に当たってコースが変わるラッキーな得点で同点に追いつきます。

この試合は荒れました。後半、G大阪のカウンターのチャンスに、カンテが黒川のシャツを引っ張って止めた場面からでした。これに対して宇佐美が激高し、乱闘騒ぎで試合が中断します。このプレーはVARでチェックがなされ、カンテが詰め寄った宇佐美に対して頭突きをしたことで「報復行為」という判定になってカンテは退場し浦和は一人少なくなります。

それでも、この日の浦和の組織は崩れませんでした。CFのカンテの退場なので、中盤より後ろは2ラインをしっかり引いて我慢し、1トップに小泉を回して少し相手ボールを追わせてしのぎます。CFをリンセンに、左MFを高橋に交代させてから、浦和はMFを1枚上げてクロスに賭ける攻めを見せて、伊藤敦樹のクロスを高橋が見事なヘディングシュートで合わせて勝ち越し点を得ました。

G大阪はビハインドになったことで、早めにサイドに出してからクロスで攻めてきましたが、最後自陣からのパスミスを浦和に拾われ、安居のパスで抜け出したリンセンのゴールで3-1としてこのゲームは決着しました。チームが数的不利で浮足立たず、しっかり我慢してクリアするところと攻めるところを分けられた、この日の浦和の戦い方が良かったと思います。
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ツリフネソウ

2023-09-24 14:03:06 | 埼玉
森林公園の薄暗い北向きの沢に植わっている、「ツリフネソウ」です。森林公園では9月から10月初旬にかけてが花の時期です。花の形が、帆掛け船のようだからというのが、その名前の由来です。上高地でこの花の黄色バージョンの「キツリフネソウ」を見たので、こちらも見たくなりました。







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Rマドリード対ソシエダ

2023-09-24 11:00:00 | ワールドサッカー
スペインリーグのRマドリード(以下レアル)対ソシエダのビデオを見ていました。ソシエダは日本代表MF久保建英の所属チームで、久保は右FWでフル出場でした。レアルが左SBフラン・ガルシアを積極的に上げる戦い方をしていたので、久保のところは空くことが多く、いきなり久保のクロスを左FWのバレネチェアが合わせて先制点はソシエダに入ります。

レアルはこれを見て、左MFのクロースに久保を見させるように修正してきますが、久保の個人技は絶好調で、フラン・ガルシアとクロースが2枚来ても思い切って仕掛けていました。久保はミドルシュートを放ち、ゴールに入りますが、オフサイドの位置にFWオヤルサバルが残っていて相手GKケパの視界を邪魔したという判定になってノーゴールになります。

レアルはビニシウスが負傷で離脱しており、ターゲットマンのホセルとアタッカーのロドリゴの2トップ気味でした。右サイドはMFバルベルデとSBカルバハルが仕掛けて対称性を保ちましたが、この日は相手GKレミーロが当たっていて前半はゴールを奪えず、0-1とビハインドで折り返すことになります。レアルのアンチェロッティ監督は後半開始から、選手を変更することなく、そのままの形で後半に入ります。

それは見事当たりました。後半開始直後、フラン・ガルシアが左サイドを仕掛けて抜け出し、クロスを受けたバルベルデがインサイドキックで狭いニアサイドを速いシュートで抜いて、後半開始1分でレアルが同点ゴールを得ました。ソシエダの後ろ2ラインが中央を消していて、相手DFが何人もいたわずかなスペースを射抜いた見事なシュートでした。

2点目もフラン・ガルシアからでした。フラン・ガルシアの左クロスを相手右SBとCBの間のポジションにいたFWホセルが打点の高いヘディングシュートを決めて、レアルが2-1と逆転します。これで、レアルは相手の長所を消しに行く采配を見せ、チュアメニを下げてカマビンガを入れて左サイドの守備を強化すると、フラン・ガルシアを下げてナチョを入れて、久保専用のマーカーにしてきます。

そのため、ソシエダはアタッカー3人を一気に交代させて、攻撃を左サイド主体に変えてきましたが、レアルゴールを破ることはできず、試合は2-1でホームのレアルの勝利に終わりました。勝ちに行きながらも、久保を消す采配も実行した、レアルの戦い方の上手さが最も印象的でした。

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