ドライフラワー

森林公園の植物園にあったドライフラワーです。ドライフラワーは切り取った花をシリカゲルに埋めることで水分を抜き、写真のように冬場でも色が残るようにします。4月の一時期しか見られない、デルフィニウムの青い花を、こういう形でちょっと思い出せるのはいいですね。

浦和次期監督にヘグモ氏

浦和は、来季の監督として、元ノルウェー代表監督のベテラン(64歳)、ペア・マティアス・ヘグモ氏の就任を発表しました。前から噂にはなっており、一昨日は埼玉新聞で「関係者の話」として決定と出ていたので間違いないと思ってはいましたが、今回はクラブからの正式発表で、確定情報になります。

ヘグモ氏は、ノルウェーのU-19やU-15など育成年代の代表チームを率いて頭角を現し、1997年からノルウェーの女子代表を率いていました。当時のノルウェーの女子は世界トップレベルで、当時はまだ世界レベルではなかったなでしこジャパンでは勝てる相手ではなかった印象です。事実、2000年のシドニー五輪ではノルウェー女子代表を金メダルに導いています。

その後、男子の代表監督に転じ、U-21ノルウェー男子代表を率いると、2013年から4年間ノルウェーのA代表の監督になりました。この経験があるので、ノルウェーでは一目置かれる存在なのは間違いなく、ノルウェー人でサッカーが好きな人なら知っている名前と想像できます。現在はスウェーデン1部リーグのBKヘッケンを率いています。

知りたいのはどういうサッカーをするかでしょうが、ノルウェーは1994年、1998年のW杯出場以降は欧州予選での敗退が続き、国際舞台で姿を見かけなくなりました。そのため、ノルウェー代表の昔の記憶を思い出すと、1998年のときは長身FWのトーレ・アンドレ・フローがCFで、彼に向けてアーリークロスを放り込むサッカーで、1次リーグを1勝2分けで通過し、ベスト16ではイタリアに敗れたものの強かった印象もありました。

今のノルウェー代表FWが、有名な長身FW、アーリング・ハーランド(マンチェスターシティ)であるところを考えると、今のノルウェー代表もそういうサッカーをしているのではと想像できます。そういうサッカーをするためには、今の浦和にいない長身FWが必要ですが、元スウェーデン代表FWで189cmのテリンを獲得するのではという噂があります。

こうやって、いろいろと想像しているときは、一番楽しいときかもしれません。試合を見ても楽しいと思えるように、ヘグモ氏には浦和のサッカーを整理して、一つの方向性を出せるように期待しています。