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風が作用した試合(3/9松本対浦和)

2019-03-09 23:17:52 | 浦和レッズ
今日のアウェイ松本山雅戦は、1-0で浦和の勝利に終わりました。内容を見ると正直言えば「辛勝」です。興梠の1点はPKの1点で、しかもラッキーな相手DF橋内のハンドですが、こういう内容の悪い試合を拾うのも時には必要と割り切っています。もちろん、この試合が苦しい内容になったのは、強風吹きすさぶアウェイ松本の気候も一つの要因でした。

試合開始時点で、ユニフォームが揺れるほどの強風で、浦和は前半は風上に立ちます。しかし、風が強い試合はCKやFKが思った場所に飛びにくく、浦和が得点源としているセットプレーの優位性が生きない条件です。長澤が蹴り、槙野の頭には合ったものの、わずかにずれて槙野の頭頂部に当たって外れたシュートもありました。

また、この試合ではミスキックを相手に狙われていたDFマウリシオと、アンカー不向きの感があるエベルトンを外してきました。DFは森脇、岩波、槙野の3バックでしたが、森脇が前に出て岩波はロングフィードを狙い、槙野は相手カウンターに備えるという、これまでのDFラインよりは機能していた印象は受けます。アンカーに入った柴戸は、時にDFラインに入るなどの気遣いを見せ、相手ボールを回収する粘りを見せていました。

相手の松本山雅は、3-4-3の発表ですが、実際は3-6-1気味でした。1トップの永井龍が頭で落としたところを、スピードのある前田大然を走り込ませるという明確な狙いを持っていました。もっとも、前田対策は槙野を無理に上げないことで取っており、まだ荒削りな感がある前田のボールコントロールが乱れたところに正確に体を入れた槙野の勝ちでした。

もっとも、この試合の内容が良くないと感じる理由に、FWのナバウトのところでボールが収まらないことが挙げられます。オリベイラ監督は「この気象条件では華麗につなぐサッカーは無理」と、ある程度アバウトに蹴ることは認めていたようですが、ナバウトは運動量こそ多く相手にプレスに行ったものの、足元のテクニックの不足から相手にボールを取られた印象はあります。

それでも、PKを取った場面は興梠のボール奪取から、長澤→ナバウト→長澤と回ってからのクロスです。相手がハンドしていなければ決定機だった可能性が高く、高い位置で奪えばチャンスは作れます。あとは、その回数をどう増やしていくか、確率をどう上げていくか、これから詰めていくことを期待したいです。

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