そしてついに「整食法」の登場です。
「自力整体」のブログですから、最初に紹介するべきなのですが、
本当に効果があっても、
「自力整体」をご存知で無い方には「一見、受け容れ難い項目」が有ります。
それは、
「午前中は、胃腸を休めて、排泄を促す時間帯だから、
固形物は食べない」 という内容です。
詳しい食べ方については、矢上先生の本やHomepage,私の著書など、
ネットでしっかり学べますから、ここに詳しくは書きません。
ただ、ご参考までに私の膝痛時代の食事と、
現在の食事内容をご紹介します。
十数年前:膝痛で、百名山踏破の夢が中断を余儀なくされていた頃、
「自力整体」を知り、本に書いてある通り、午前中は水だけで過ごし、
夜は早めの時間帯(←勤務後ですが)で、軽めにしました。
並行して「自力整体」の実技に励み、1年くらいで膝痛を克服。
現在:膝痛が治ったので、夫の希望を受け入れ、
朝は、みそ汁(青菜、海藻などの具あり)、コーヒー(ミルク入り)
果物2種類くらい、塩麹漬け(蕪、きゅうりなど3~4種類の野菜と昆布)
ヨーグルト少量を食べます。
昼はレッスンのある日は食べません。(終了後、ナッツをつまむ程度)
普段は、軽いサラダに<前夜の残り物の卵とじ>などを、私が準備。
夕食は6時~7時。夫の手料理を、欲しいだけ食べます。
スタートはビールで乾杯。大盛り生野菜サラダを食べてから、
メインディッシュの「魚や肉入り野菜・海藻炒め」とか、焼き魚、
刺身、煮魚など、色々です。
デザートにアイスクリームや大福、最中、ナッツパンを食べることも。
つまり、身体が不調のときや、治したい・体調を整えたいときは、
きちんとした整食法を行い、
普段は、フツーの食事で大丈夫なのです。
(主食のパンやご飯は限りなくゼロに近いですが)
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数回にわたって、色々なダイエット法をご紹介しましたが、
要は、<これさえ守れば!>というモノは無いと思うのです。
家族と一緒に食事や生活を楽しむことが第一で、
生活に変化をつけ、どんな状況にも対処できる、順応力も大切です。
山行のとき、豪華な朝食付ホテル泊のとき、災害のときなど、
全てをPositiveに捉えて対処できる精神力を養うのが<整食法>なのです。
そもそも、世の中に
「こうでなければ絶対にダメ!」とか「絶対に良い」などということは
ありません。
どんな滅茶苦茶な食生活でも、理由があって、精神がしっかりしていれば、
それほど酷いことにはならないようです。
逆も真なり。
健康に良い食材を選び、最高の調理法で、いわゆる理想的な食べ方でも、
心がけ(生活上、精神上のストレスや無理)次第で、
せっかくの食事が<身になる>どころか<害になる>ことさえあります。
常に自分の体調・向上心・体力をチェックし、
きめ細かく対処する生活を心がけましょう!