

P.245 検査を受けたばっかりに、健康人から患者へ転落
老化とは、細胞の遺伝子に傷がつき、それが蓄積して、
体にさまざまな障害を引き起こす肉体的変化のこと。
先天性の疾患や、外傷、感染症を除けば、
残りの不調は老化現象です。
高血圧、糖尿病、高コレステロール血症など、全部そう。
がんも老化現象のひとつです。
人は皆、容量の異なる”発がんバケツ”を持っていて、
日々、このバケツに発がん物質をためています。
タバコ、大気汚染、農薬、放射線、紫外線など、
発がん物質はそこら中に転がっていて、遺伝子を傷つけている。
長く生きるほどにこれらの発がん物質がバケツにたまり、
いっぱいになると発がんすると考えられます。
(中略)P.246 秦の始皇帝の時代から、人は老化と戦って勝ったためしはありません。
早期発見・早期治療も、老化の前では無力です。
老化現象は防げないし、治せないのです。 (中略)
検査に頼らず、自分の感覚を大事に暮らしましょう。
本物のがんであれば、症状が出てから体がラクになる治療を受けるほうが、
平穏に長生きできます。
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