自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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100年足腰  その8  「15秒つばルール」と逆流性食道炎

2025-02-05 07:59:22 | 図書メモ

膝痛とは直接関係ありませんが、足腰を100年使うための重要な要素

「体重を適正に保つ」ための工夫が説明されています。

(なぜなら、足腰を壊す大きな要因が過体重なので)

 

p.136 「かみなさい」と言われると、人は「かむこと」ばかりに

   気をとられるものです。大切なのは、噛むことで食べ物を噛み砕く

   ことではなく、唾液を出すということ。唾液がじわーっと出てくる

   ことに意識を向け、舌の上に食べ物を置いて、あえて何もしない

   瞬間を作り、その上で「噛むこと」をお勧めしています。

 

   日本人の3人に一人にその症状があると言われている「逆流性食道炎」

   という病気があります。逆流性食道炎とは。胃の中のものや胃液が

   食道に逆流し、胃液の強力な酸によって、食道の粘膜を傷つけ、

   胸やけなどが起こるものです。胃液の逆流を防いでいる、食道と胃の

   つなぎ目の筋肉「下部食道括約筋」が加齢により衰えることで、

p.137 胃の中のものが逆流することで起こるとされます。

 

   僕に言わせれば、そう難しく説明せずとも、逆流性食道炎の原因は

   ひとこと「早食いだから」です。ながら食い、早食いをして唾液分泌が

   不十分な場合は、胃がこんなものは受け付けられませんと返してきます。

   それが逆流性食道炎の原因です。

 

で、巽医師の処方箋は上記のように

「舌の上に食べ物を置いて、何もしないで15秒待つ。」

私ももちろん試してみましたが、「これは相当難しい」と思いました。

 

でも著者自身も実行されていて、患者さんたちも実効が上がっている

ようですから、手術するかどうか?という痛さを抱えていれば可能なの

かもしれません。

もう一つ重要なモチベーションは、

p.146 (人がストレスを抱えているとき)いちばん手っ取り早く、

   確実に「気持ちよさ」を得られるのが、「食べること」なのです。

   だから、多くの人は、

   「)満たされていないという欠乏感」を満たすために、食べ過ぎている

 

p.147 「本当に解決したい問題があるのに、食べることで心を満たしていても

   なんにもならないですよ」(と僕は声を大にして言いたい)

 

p.149 あなたに本当に足りないのは「周囲からの愛」や「充実感」や「自信」や

   「今ここにあることへの感謝の気持ち」かもしれません。それらが

   足りていれば、心は満たされますから、食べ過ぎることはありません。

   感謝をしながら食べる習慣を積み重ねて行けば、心はより満たされていき、

   長生きスイッチも自然に入るようになっていきます。

 

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